アイス珈琲再挑戦

昨年、「十一房珈琲店」のアイス珈琲に憧れ、自分でも作ってみたものの、あえなく大失敗。その顛末はこちらにあるとおり。
そして一昨日、そのアイス珈琲に再挑戦するべく、「十一房珈琲店」にて珈琲豆を買って来たのだっ!!
「アイス珈琲用の豆を下さい」とお店の方に言ったところ、出されたのはフルシティローストのブレンド豆であった。要するに、このお店で一番深い焙煎のブレンドですね。使用している豆は、ブラジルとペルーらしい。
ふーむ、ワイン・フレイバーとなれば、やはりモカ・イルガチェフかなあ?と思っていたのだが、これは勘違いだったのだろうか。

豆を挽いてみると、やはりかなり柔らかい。ミルのレバーがスルスルと回って、楽なのはいい。
まずは蒸らしにお湯を少々注ぐが……あまり膨らまない。そんなに新鮮じゃないのかなあ?その後の抽出の際には、さすがに深煎りだけあってよく膨らむ。
アイス珈琲なので氷で一気に冷やし、さあ試飲!
だけど……うーん、何だか思っていたのと違うなあ。以前に「十一房珈琲店」で飲んだ、鮮やかなワイン・フレイバーではない。深煎りならではの焦げた風味が強く、かなりクセがあるし、エグ味もある。
濃く抽出しすぎたのかな?と、2回目、もう少し薄めに淹れてみる。
うむ、昨年失敗した時と比べて大分味は良いが、やはりワイン・フレイバーではない。苦味が際立つ、一般的な珈琲の味わいだ。なぜ「十一房珈琲店」で出されるような、ワイン・フレイバーにならないのだろう?
ひょっとしたら、豆が根本的に違うのかもしれない。お店で出されるアイス珈琲の豆は別にあって、販売そのものがされてないのかもしれない。
僕が購入したフルシティ・ローストは、結局はブレンド珈琲だから、お店ではホット珈琲だ。
あと考えられるのは、僕の淹れ方に問題がある事。まず「十一房珈琲店」はネルドリップであり、僕は一つ穴のペーパードリップ。淹れ方の根本からして違う。
ただ、ドリップの方法だけで、風味がまるで異なるのは考えにくいので、となると、やはり豆が違うのかなあ……?
或いは、もっと他に理由があるのかもしれない。ドリップではなく、冷却方法や水の割合とかにも理由があるかもしれない。
うぬー、「十一房珈琲店」で出される、ワイン・フレイバーのアイス珈琲を再現するには、まだまだ道は遠そうだなあ。
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