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津川雅彦さん、朝丘雪路さん、どうもありがとうございました。

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津川さんと友達と僕

35年前、僕の人生初舞台が、脚本と演出が津川雅彦さん、主演が朝丘雪路さんの舞台、「めおと戦争」でした。

僕にとって、おそらく初めての役名有の出演でした。

冒頭画像は、その舞台の打ち上げにて、津川さんと撮った写真です。昭和初期が時代背景の舞台だったので、役柄として丸坊主にしたんですよね……。帽子を被っている男の子は、僕とよく遊んでくれた、共演した子役さんです。

僕はこの舞台の出演以降、子役として安定して仕事を頂けるようになりました。舞台は稽古期間含めて1ヶ月ほど、幼稚園も丸々休んで、どっぷり芝居漬けの日々。きっとこの舞台にて、芝居に要求される、色んな事を会得したのでしょうね。

「ちゃんと腹から声を出す、正しい発声をしたら、小さい声でも遠くまで届かせられるようになる」
「そんなのできないよー」

所属していた劇団でのレッスン時、先生(無論、津川さんではない)からそう教わりつつも、できっこないと思っていたのですが、その「めおと戦争」の稽古時に、ある時を境に、それができるようになった時は、「先生の言っていた事は本当だった……」と感動したっけなあ……。

共演していた子役さんの一人(画像にある子役さんとは別の人)が、本番で台詞を忘れて、僕がフォローして代わって言ってあげた事もありました。

僕が舞台から退場する際、悪ノリしてVサインをして出て行った事がありました。お客様からは受けていたのですが、付き添いで来ている、お母さんには怒られましたね……。

津川さん、朝丘さん、素晴らしい実戦を下さいまして、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。
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