山下大輔 Weblog Version

… 山下大輔 web versionのサイト更新報告 山下大輔の日記 …
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOPスポンサー広告 ≫ Stivaleria Mercurio in Roma(ローマのスティヴァレリア・メルクーリオ)TOP靴・服飾 ≫ Stivaleria Mercurio in Roma(ローマのスティヴァレリア・メルクーリオ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

Stivaleria Mercurio in Roma(ローマのスティヴァレリア・メルクーリオ)

メルクーリオの工房

【Stivaleria Mercurio(スティヴァレリア・メルクーリオ)】
住所:Viale Tor di Quinto, 119–00191 Roma
via G. L. Lagrange, 10 – 00197 Roma

5カ月で完成。仮縫い時はトライアルシューズを作成。

メルクーリオの工房は、ブーツ製作が最初の一歩だった、創業者のマルティーノ・メルクーリオ氏によって1932年に設立。乗馬するCarabinieri(カラビニエリ、イタリア国家憲兵隊)や、イタリア大統領警備隊のためのブーツを作り、その製造技術は息子であるアントニオさんとジュゼッペさんに受け継がれています。そして、この工房ではガット最後の職人で、イタリアや海外でも著名なガエターノ・ヴァストラ氏もアントニオ・メルクーリオさんとともに働いていました。
ローマには工房兼店舗とショールームの二店舗があり、記事はViale Tor di Quinto, 119–00191 Romaの工房の様子です。工房は国防警察の施設内にあるため要アポイントメントで、入る際はパスポートの提出も求められます。英語可。


アントニオさんとマルティーナさん

二代目当主のAntonio Mercurio(アントニオ・メルクーリオ)さんと、マネジメントを務める娘さんのMartina(マルティーナ)さん。


初代メルクーリオさん

初代であるMartino(マルティーノ)さんの写真です。


若かりし頃のアントニオ・メルクーリオさん

そして、30歳頃のアントニオさんの写真です。アントニオさんが初めて靴を作ったのは14歳の時だとか。




アントニオ・メルクーリオさん

現在のアントニオさんの作業の様子です。


ジュゼッペ・メルクーリオさん

アントニオさんの弟さんで、製甲担当のGiuseppe(ジュゼッペ)さん。


製甲ルーム

さらにもうお一人、製甲担当の職人さんがいらっしゃいました。


ピエロさん

長年、工房で働いていおり、アントニオさんの下で成長したと言う職人さんです。


モニカ・トメスコさん

そしてこちらは、ルーマニア出身の職人さんです。


ルーマニア出身の職人さんたち

こちらのお二人もルーマニア出身の職人さんで、ウィーンのマフテイさんやバーリントさん、ハンガリーのコヴァーチさんもルーマニア出身ですし、ルーマニアの靴職人さんは海外での活躍も目立ちますね。


メルクーリオのラストルーム

ラストは全て木製を使用です。


メルクーリオの革

アッパー革はデュプイなどのフレンチカーフが主で、中にはヴィンテージ素材もあるとの事。底材はロッカを使用です。


ホーウィンコードヴァン

そして、ホーウィンコードヴァンもあります。


メルクーリオのトライアルシューズ

仮縫い用のトライアルシューズ。トライアルシューズはセメント製法で作るメイカーも多いですが、メルクーリオはマッケイ製法でして、芯も入っております。


メルクーリオのトライアルシューズ

ご覧のとおり、トライアルシューズには仮縫いでチェックした箇所が書かれています。


メルクーリオのサンプル

さすがにブーツが得意のメイカーだけあって、工房併設のショールームはブーツのサンプルが多いです。ただ、ブーツ専業と言うわけではなく、短靴も作っております。


メルクーリオのロングブーツ


メルクーリオのサンプル

足の甲、足首、そしてふくらはぎと続く流麗なラインはロングブーツならではですね。


メルクーリオの短靴

メルクーリオのハウススタイルと言う、4つのトウライン。スクエア、ラウンド、ラウンドスクエアとありますが、いずれもショートノーズでトウに幅があるのが特徴ですね。


メルクーリオ製ガットのローファー

「トニ(ガエターノ・ヴァストラ氏の愛称)に教えてもらったスタイルだ」

アントニオさんがそう話すこのローファーは、飾らない落ち着いたデザインで、まさにガットの雰囲気が漂います!


メルクーリオのサンプル

こちらのサンプルシューズも、旧き良き時代のイタリアンビスポーク・シューズらしいデザインですね。ただ、僕が伺った当時、アントニオさんの息子さんであるLorenzo(ロレンツォ)さん(当時17歳)が靴学校にて靴デザインを学んでおり、そのロレンツォさんがメルクーリオに入った際は、若者向けのモダンスタイルも展開していく予定と話しておりました。


メルクーリオのオリジナルデザイン

スロートラインに飾りキルトを付けた、変則的なデザインもありました。


メルクーリオのベルト

ベルトもあり、バックルはブラスで、ゴールドかシルヴァーでメッキしております。中にはヴィンテージのバックルもあるそうです。


メルクーリオのオリジナル靴クリーム

さらに、メルクリーオ独自のレシピで作られている、オリジナル靴クリームもあります。


※情報はいずれも、僕が訪問した2015年6月9日時点のものです。

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。