N.H Sartoria and Tartaglia Sartoria in Milano(ミラノのN.Hサルトリアとタルタリア・サルトリア)
CATEGORY靴・服飾

【N.H Sartoria(N.Hサルトリア)】
住所:Via Chiossetto, 2 - 20122 Milano
価格:ビスポーク・スーツ、3,000ユーロ~。
仮縫い2回、英語可。

51年生まれ、マネジメント担当でオーナーのFederico Ceschi A SantaCroce(フェデリーコ・チェスキ・ア・サンタクローチェ)さん。服作りはDomenico Bombino(ドメニコ・ボンビーノ)さんが親方として、店舗のすぐ近くにある工房で行っております。

ハウススタイルについては、「ナチュラルスタイル、クラシック、そしてツイスト」との事でして、おそらくただクラシックなだけではなく、ちょっとしたアレンジを加えると言う意味で、「ツイスト」とお話されたのだと思います。

「ワイドラペルが好きだね」と話すフェデリーコさんの好みもあってでしょうか、サンプルスーツのラペルは広めが多かったです。そして、このラペルが大分柔らかかったのが印象的です。

ジャケットの裏でして、軽い着心地とするべく、夏用でも冬用でも、ご覧のとおり、ライニングは付けないのが仕立ての大きな特徴です。とは言え、もちろん要望があれば、ライニングを付けるのも可能です。そしてやはり、他のミラノのサルトリアと同様、細腹は付けません。

こちらのサンプルはラペルも広くない、中庸的なデザインですね。

モーニングコートのサンプルです。

靴ではリカルド・フレッチャ・ベステッティの取り扱いがあります。

そしてリヴォルタもあり、スキャナでの採寸システムも備えます。

ご存知のとおり、N.Hサルトリアは日本でも展開されているため、フェデリーコさんも来日経験があり、京都で買ったと言う作務衣?甚平?が店内に飾られていました(笑)。ホームウェアとして着ているそうです。

【Tartaglia Sartoria(タルタリア・サルトリア)】
住所:Via Castel Morrone, 23, 20129 Milano
価格:ビスポーク・スーツ、2,000ユーロ~。
仮縫い2回、5週間で完成。英語不可。

店主のAngelo Tartaglia(アンジェロ・タルタリア)さん。他にもう一人、職人さんが作業をしておられました。

メンズもレディースも作ってまして、こちらはレディースのサンプルです。

80年に金の鋏賞の地域代表となっておられるようで、その賞状です。

店舗の外観です。
※情報はいずれも、僕が訪問した2015年5月19・23日時点のものです。
※16年12月22日17時50分、タルタリア・サルトリアの記事を一部修正しました。
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