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EDDIE DOHERTY and Triona Design in Ardara(アーダラのエディ・ドハティとトゥリオナ・デザイン)

エディ・ドハティさんのウィーヴィング

【EDDIE DOHERTY(エディ・ドハティ)】
住所:Front Street, Ardara, Co. Donegal

以前にもウェブサイトでご紹介した、ドニゴール・ツイードの産地、アーダラを9年ぶりに訪れ、ツイード織名人、エディ・ドハティさんとも再会!エディさんはドニゴール・ツイードメイカーでは珍しい、個人名で活動しておられる職人さんで、1956年よりツイード織の仕事を始め、僕が伺った当時は76歳。今年でついに、キャリア60年を迎える大ヴェテランです。店内では、ツイード織の実演が見られます。

ツイード生地の価格はダブル幅で1mあたり45-49ユーロ。シングル幅もあり、その場合は1mあたり24ユーロ。






エディさんの手織りの動画です。糸が巻かれたシャトルを人力で左右に走らせ、足でペダルを踏んで織っていきます。このシャトルを走らせる力が弱いと織りが甘いツイードとなってしまい、そしてリズミカルに、一定のスピードで織らないと、織りにムラで出来てしまいます。これらをそつなくこなすのが職人技です。


エディ・ドハティさんの手

そして驚くのが、長年、ツイードの手織りを続けているゆえでしょうか、エディさんの大きく分厚い手に驚かされます!手前が僕の手で、それと合わせているのがエディさんの手です。僕の手が小さい事もありますが、それでも凄いです!特に厚み。




エディ・ドハティさんの手

左がエディさん、右が僕の手。親指の太さ、僕の2倍ぐらいありますね(笑)。


エディ・ドハティさん使用糸

エディさんがツイード織で使う糸もドニゴール製で、全て先染め(トップ染め)です。


エディ・ドハティさんのツイード


エディ・ドハティのツイードサンプル

店内では、エディさんが織った生地が積まれております。生地のウェイトは様々ですが、比較的、重めのが多いです。


エディ・ドハティのツイードサンプル

両方ともヘリンボーン柄のツイードですが、ただのヘリンボーン柄ではなく、ドニゴール・ツイードの特徴である、ネップ(節糸)と呼ばれる小さい粒模様がところどころに見られます。


エディ・ドハティのコート

そのヘリンボーン柄のツイードを用いてのコート。ネップがカントリーの雰囲気を強調するアクセントになっていますね。


エディ・ドハティの店内

お店ではツイード生地だけでなく、ツイードの衣料品も販売されております。ただ、エディさんが作るのは生地だけで、縫製などのそれ以外の作業は、ドニゴールツイードメイカーの大手である、マギーなどに外注しております。


エディ・ドハティのツイード製品

スローや帽子なども充実しております。


エディ・ドハティさんの店舗

店舗の外観です。


エディさんのパブ

ちなみにエディさんは2軒隣でバーも経営しておりまして、そのバーの外観です。




トゥリオナ・デザインの店舗

【Triona Design(トゥリオナ・デザイン)】
住所: Ardara、Co. Donegal

こちらも以前にご紹介した、アーダラにある家族経営のツイード・メイカー、トゥリオナ・デザインです。ツイードで使用するウールは、ウールの中でも柔らかい種類である、ラムズウール(生後六ヶ月以内のウール)を使うのが特徴。そして、糸を紡ぐ業者は、エディ・ドハティさんと同じくドニゴール製だそうです。ツイード生地の価格はダブル幅で1mあたり35ユーロ。
なお、以前に伺った際は、アルパカ、シルク、カシミアと言った、柔らかい高級素材の混紡ツイードも作っていたのですが、現在は違うようです。


トゥリオナ・デザインのツイード織


トゥリオナ・デザインのツイード織

エディ・ドハティさんと同じく、店内ではツイードの手織りの実演が見られます。


トゥリオナ・デザインの店内

ツイード生地だけでなく、衣料品も自社工房製との事。


トゥリオナ・デザインの店内

どちらかと言うと、レディースの方が充実しています。


トゥリオナ・デザインの店内

ツイードのみならず、アランセーターにも力を入れており、アランセーターはラムズウールほどではなくとも、やはり柔らかい種類であるメリノウール使用です。


そしてもちろん、以前にご紹介したとおり、このアーダラ中心街の近くには、ジョン・モロイもあります。ただ、9年ぶりのアーダラは、観光案内所が以前より寂しい感じになっており、アーダラに向かうバスの本数も減り、バスの規模も小さくなっておりました。もしかしたら、観光客が少ない冬場のせいだったかもしれませんが、ドニゴール・ツイードもアーダラと歩調を合わせて、規模が小さくなっていく予感が拭えませんでした。ハリスツイードと同じく世界中にファンがいる生地だけに、今後も続いて欲しいですね。


※情報はいずれも、僕が訪問した2015年2月27日時点のものです。

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