モカ・イルガチェフのアイス・コーヒー
そう知って以来、1年ほどブルー・マウンテンを飲まずにいた僕。何と言っても、高いしね。しかし先日、ちょっと購入する機会があったので、久しぶりに飲んでみた。浅煎りのタイプである。
ふむ、やたらと値段が張るのは事実と言えど、やっぱりどうこう言ってもブルー・マウンテンはブルー・マウンテンだ。美味しいじゃないの。クセがなくて、スッと飲めるのが良い。
もちろん、ブルー・マウンテンが最高峰と言うつもりもないのだけれど、これからもぼちぼち買っていこうと思う。高いけれど。
はい、以上はただの前置きです。これから本題に入ります。
今年4月から珈琲道を歩み出した僕。無論、夏はアイス・コーヒーも大分飲んだ。その折に、モカ・イルガチェフのアイス・コーヒーも自作してみたのである。
まず最初に、モカ・イルガチェフによる水出しコーヒーを作ってみたのだが、その味はやはり水出しらしい、まろやかな風味。
これはこれで美味しいのだけれど、ワイン・フレイバーとはいかない。やはり、お湯から淹れて冷却という形でないと、理想とするワイン・フレイバーにはならないようだ。
さて、初めて自作してみたモカ・イルガチェフのアイス・コーヒー。
肝心のお味は………
ぶふぇっ、何だこりゃ!
すごく不味い!!
あまりに不味いので吹き出しそうになった。もうワイン・フレイバーどころではない。モカ・イルガチェフらしい芳醇な風味も消え、ただただ重く、ドロッと濁り、後味もじわって澱んでいて最悪の味。味そのものが悪いので、さらに氷を入れて薄めてもどうにもなるまい。捨ててしまうのももったいないので、涙ながらにいやいや飲み干した。
これまで珈琲を淹れて、失敗した例は何度もあるけれど、今回はその中でも一番の失敗作だ。やはり珈琲は難しいなあ。
今回使ったモカ・イルガチェフの豆は、地元の有名店で販売されているもの。これも普通に淹れた、熱い珈琲なら美味しいのにね。
やっぱり、「十一房珈琲店」のアイス・コーヒーを再現するには、「十一房珈琲店」の豆じゃないとダメなのかなあ?
また、一般的にアイス・コーヒーはブレンド豆がベターと聞く。ならば、モカ・イルガチェフベースのブレンド豆を使用しないとダメなのかな?
もしくは、ただ単に僕の認識そのものが間違っていて、ワイン・フレイバーのアイス・コーヒー=モカ・イルガチェフのアイス・コーヒーとは限らないのかもしれない。
とりあえず、次に行う時は、「十一房珈琲店」のアイス・コーヒー用の豆を使用するのが無難と思われる……。と言うか、ここのお店、アイス・コーヒー用の豆って売っているのかな?確認してないや。
ちなみに、僕のアイス・コーヒーのお薦め店は、この「十一房珈琲店」はもちろんの事、あとは新宿の「但馬屋珈琲店」です。こちらはワイン・フレイバーとは違い、いわゆる珈琲らしい珈琲の味です。
そう言えば、今のところ水出しコーヒーで「これだ!」と言えるものには巡り会っていないなあ。どこも「そこそこ美味しい」どまりで。銀座に水出しコーヒー専門店があるので、今度行ってみるべえか。
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