【Stewart Christie(ステュワート・クリスティ)】住所:63 Queen Street, Edinburgh
価格:ビスポーク・スーツ、1,400£~。MTMスーツは800£ほど。
ビスポークは仮縫い2回で、12週間で完成。MTMは6-8週間で完成。いずれもエディンバラ製。生地だけの販売もあり、ツイードは1mあたり85£ほど。ポーター&ハーディングのグレンロイヤルは90£。1720年創業と、スコットランド最古のビスポーク・テイラーです。

クリサリスやマギー、ガーティーンなど、ブリティッシュ(スコティッシュ、アイリッシュ)・カントリースタイルを得意とした他社製の既製服も取り扱っており、特にツイードジャケットが充実しております。ウェブサイトからオンライン・ショッピングも可能です。

良質のツイード生地も反物で多く揃っておりました。

カントリー系生地専門マーチャントである、ポーター&ハーディングのグレンロイヤル。目付435g。

もちろん、ハリスツードもあります。他にも、目付640gとヘヴィ・ウェイトなラヴァット・ミルのツイードもありました。

スコットランドらしく、タータンも揃えております。

こちらもスコットランドらしい、インヴァーネス・コート。

店舗の外観です。
【21st CENTURY KILTS(21st センチュリー・キルト)】住所:48 Thistle Street, Edinburgh
価格:ビスポークジャケット600£~。ビスポーク・キルト400£~。
仮縫い2回、3か月で完成。店名を日本語訳すると「21世紀キルト」になりまして、その名のとおり、スコットランドの伝統であるキルトを現代的にアレンジした製品が特徴です。なお、ビスポークでキルトスーツ(ジャケット+キルト)はありますが、ジャケットとトラウザースによる、いわゆる2ピース・スーツはないとの事です。

既製のキルトは生地がタータンではなくツイードで、丈が短いタイプもあり、一般的にキルトよりもカジュアル色が強いですね。でももちろん、ビスポークでは伝統的なタータンも選べます。

既製のジャケットもモードな雰囲気ですね。
さらにエディンバラでは、日本でも著名な
ピーター・ジョンストンに
イード&レイヴェストクロフトの支店もあります。参考までに、ピーター・ジョンストンのビスポーク・スーツ価格は2,900£~、仮縫い2回で10-12週間で完成。英国の他社工房製ビスポーク・シャツもあり、価格は260£~。サヴィル・ロウとは違う、モダンなスタイルがハウススタイルとの事でした。
そして、エディンバラの中心街はツイードやキルト、カシミアのお店が多く、ツイードやキルトのお店ではMTMを受け付けているのも珍しくありません。また、エディンバラ中心街からバスで行ける距離には、英国王室御用達タータンメイカーの
Kinloch Anderson(キンロック・アンダーソン)もあり、そこでももちろん、キルトやタータン、インヴァーネスコートなどの、スコットランド伝統の衣料品が購入可能です。
※情報はいずれも、僕が訪問した2015年2月6日時点のものです。
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