Greve workshop in Brașov(ブラショフのグレイヴのワークショップ)
CATEGORY靴・服飾

【Greve(グレイヴ)】
ショールームの住所:B-dul 15 Noiembrie Nr. 80, Brasov
オランダ王室御用達の靴メイカー、Greve(グレイヴ、オランダ語だとクレイフかな?)の工房はブラショフにあり、そのご報告です。なお、グレイヴのウェブサイトはルーマニアとオランダ、二つあります。

グレイヴのブラショフ工房にてマネジメントを務める、Eric van den Abbeelen(エリック・フォン・デ・アベイラ)さん。

ハンドでのクリッキング。

製甲はやはり女性職人さんが多かったです。

釣り込みの工程はハンドとマシンの二つラインがあり、こちらはマシンでの釣り込みです。

メタルシャンクだと、空港の金属探知機に反応する危険があるからと言う理由でプラスティックシャンクを使用。厚みも大分あり、剛性ありそうでした。フィラーはコルクです。

出し縫い作業です。

グレイヴの特徴として、アッパーにハンドペイントを施す場合、革が脱色された、乳白色の状態から色づけする事です。元々色が付いている革に色付けするよりも、色の濃淡が付けやすく、色合いに立体感も出しやすいです。

製甲と同じく、女性職人さんが手作業で仕上げます。

ソールのペイントも手作業です。アウトソールの素材はドイツかイタリア製を使用。

ちなみにこちらが、グレイヴの工房の外観です。
※情報はいずれも、僕が訪問した2015年1月7日時点のものです。
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