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Ерохин & Sons and Алексе́й Козло́в in Saint Petersburg(サンクト・ペテルブルクのエロヒン&サンズとアレクセイ・コズロフ)

イェロヒン&サンズの受付

【Ерохин & Sons(Erohin & sons、エロヒン&サンズ)】
住所:Bolshaya Pushkarskaya ul. 34, St Petersburg
価格:ビスポーク・スーツ、60,000ルーブル~+生地代5,000ルーブル~。MTMは30,000ルーブル~+生地代。
ビスポーク・シャツは10,000ルーブル~+生地代3,000ルーブル~。

スーツは仮縫い2回以上。1ヶ月前後で完成。採寸は30箇所以上行うそうです。MTMはパリの会社で製造はルーマニアのLouis Purple(ルイ・パープル)製で、仮縫いなしで6~8週間で完成。英語可能な方は一人いらっしゃいます。

ロシアの生地商、「ТИССУРА(TISSURA、チスラ)」が抱えていたテイラーでして、僕が伺った当時も、店名は「ТИССУРА(TISSURA、チスラ)」で、住所はBolshoy prospekt PS, 86、St Petersburgだったのですが、今年5月にチスラより独立し、現在の場所に移転されました。ですので、移転に伴い、情報にも変更がある可能性もご了承下さい。


オレグ・イェロヒンさん

マスターテイラーを務める、Олег Ерохин(Oleg Yerokhin、オレグ・イェロヒン)さん。第二次世界大戦後、ソ連のウラル山脈地方にはヨーロッパから抑圧された人々が多くいて、その中には良いテイラーも含まれており、イェロヒンさんご一家はそう言った中の一人だそうです。


ヴァレンティン・イェロヒンさん

息子さんで、87年生まれの職人、Валентин Ерохин(Valentin Yerokhin、ヴァレンティン・イェロヒン)さんは、ロシアの若手テイラーによるコンペティションで1位にもなった事があるそうです。


オレグさんと奥様

オレグさんと奥様。奥様も職人さんです。


オルガさん

英語で通訳して下さった、マネージャーのОльга(Olga、オルガ)さん。


イェロヒン&サンズのスキャバル

生地商のテイラーだったため、スキャバルのラピス・ラズリ、Super250'sのサミット、Super200's&ヴィクーニャのザ・スター、ダイヤモンド・チップ、ゴールド・トレジャー、オーキッドなど、なかなか見られない超高級生地も揃うのが強みです。


アニオナのヴィクーニャ

やはり超高級生地の、アニオナのヴィクーニャもあります。


シャツ生地

シャツ生地も豊富です。


イェロヒン&サンズキルトのライニング

なんと、ライニングにはエトロの生地も使えるそうです。通常、エトロの生地はあったとしてもバンチだけで、反物も置いているのは自分たちだけとお話されていました。




イェロヒン&サンズのダプルのコート

サンプルのコートです。ヴァレンティンさんが着ているウエストコートもそうですが、太めのショールカラーに大人っぽさが漂いますね。


イェロヒン&サンズの赤ジャケット

以降もサンプルです。ウエストラインは鋭角的なのが多いですね。


イェロヒン&サンズのチェックジャケット


イェロヒン&サンズのコート


イェロヒン&サンズのダブルのジャケット

さらに、ヴァレンティンさん自らモデルになって下さり、自社製の服を見せて下さいました。ご覧のとおり、ヴァレンティンさんはスリムで足が長く顔が小さく、均整のとれた抜群のスタイルで、しかも端整な顔立ちなので、スーツ姿が非常に映えます(笑)。


イェロヒン&サンズのダブルのコート

Папаха(パパーハ)も被って下さり、いかにもロシア人らしい格好ですね。襟に付いているファーは取り外し可能です。ビーバーのファーもあるそうで、ロシアだと、ビーバーのファーはそれほど高くないそうです。


イェロヒン&サンズのキルティングライニング

寒冷地と言うこともあっててでしょう、保温性を高めるためにライニングにキルティングを施したりもしておりました。


オレグさん作業中

オレグさんの作業中です。袖付は手縫いされていました。ボタンホールにはシルク糸、ボタン付にはポリエステル糸使用だそうです。


イェロヒン&サンズの芯地

芯地は当然自作です。


ヴァレンティンさん作業中

ヴァレンテインさんの作業中。ハ刺しを手縫いしていますね。


奥様作業中

そして、奥様の作業の様子です。


イェロヒン&サンズのワークショップ


イェロヒン&サンズのワークショップ

イェロヒンさんご家族以外にも、女性職人さんが二人いらっしゃいました。


イェロヒン&サンズのワークショップ

レディースも作っておられます。


イェロヒン&サンズの店内

店舗では、さすがに生地がどっさり積まれております。


イェロヒン&サンズの店内


イェロヒン&サンズでのガーロ

ガロの靴下など、アンダーウェアの販売もあります。


イェロヒン&サンズ

こちらは移転後の、新店舗の店内です。クラシックかつ豪華なデザインの客室です。


イェロヒン&サンズの新オフィス

こちらも新店舗で、オフィスワークを行う部屋はモダンなデザインですね。


イェロヒン&サンズの店舗

参考までに、僕が伺った頃、移転前の旧店舗の画像です。店名も「ТИССУРА(TISSURA、チスラ)」になっていますね。


チスーラの店舗

以前にイェロヒン&サンズを抱えていた生地商、チスラの店舗です。スキャバル、ドーメル、ルイジ・コロンボ、ホーランド&シェリーなど、ハイクォリティな生地が豊富にあります。参考までに、僕が伺った当時、1ルーブル2.2円ぐらいの計算で、ウール100%生地で1m当たり1万円ぐらいでした。英語は少しだけ話せる方が一人いました。住所はBolshoy prospekt PS, 27/1、St Petersburg。




アレクセイ・コズロフさんのワークショップ

【Алексе́й Козло́в(Alexei Kozlov、アレクセイ・コズロフ)】
住所:Belovodskiy pereulok 7, St Petersburg
価格:ピスポーク・シューズ、セメント製法かブラックラピド製法で12,000ルーブル~。ハンドソーン・ウェルテッド製法で15,000ルーブル~。以上はラバーソール価格で、レザーソールだと少し値上がり。

セメント製法は2週間で完成。ハンドソーン・ウェルテッド製法は4週間で完成。アッパー革はイタリア製かスペイン製。英語不可。


アレクセイ・コズロフさん

64年生まれ、職人のАлексе́й Козло́в(Alexei Kozlov、アレクセイ・コズロフ)さん。全工程を一人で行っております。そして、ヴァレンティン・イェロヒンさんは、このコズロフさんに靴を注文しておられます。


アレクセイ・コズロフさんサンプル

サンプルシューズが置かれた棚です。


アレクセイ・コズロフさん製靴

サンプルシューズの一つ。エキゾティック・レザーの取り扱いはなく、エキゾティック・レザーに見えるのは、全てフェイクレザーだそうです。


アレクセイ・コズロフさん製カントリーブーツ

トリッカーズに似たカントリー・ブーツ。


アレクセイ・コズロフさん製サンダル

サンダルも作っております。


アレクセイ・コズロフさん製ロングブーツ

そして、ロングブーツも。こちらも、エキゾティック・レザーに見える部分はフェイクレザーです。


アレクセイ・コズロフさんの毛皮

寒冷地と言う事もあってでしょう、鹿の毛皮(画像の上二つ)やシープスキン(画像の一番下)もありました。これにより、-45度にも耐えられるとの事で、ヴァレンティンさんが所有されていた、コズロフさん製の靴もライニングが毛皮でした。


アレクセイ・コズロフさん製鞄

鞄も作って下さいます。参考までに、価格は30,000ルーブル。


アレクセイ・コズロフさん製賞状ケース

鞄だけではなく賞状ケースなども作っており、要するに、革製品で作れる物は何でも作るスタンスですね。参考までに、この賞状ケースの価格は5,000ルーブル。


アレクセイ・コズロフさんのワークショップ

こちらは工房の様子です。


コズロフさんの工房ビルの入口

コズロフさんの工房は入口が少し分かりにくいです。まずは上画像のゲートをくぐって左に曲がります。


kozlovbuilding.jpg

すると、ビルの入口がありますので、このビルの最上階の一室にあります。



※情報はいずれも、僕が訪問した2014年12月5日~7日時点のものです。

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