The shoe ambassador from Scandinavia (スカンディナヴィアからの靴の使者)
CATEGORY靴・服飾
11月21日にスウェーデンの著名靴Blogger、Jesper Ingevaldsson(イェスパー・インゲヴァッソン)さんが来日!イェスパーさんは今年1月に、ご自身のBlog、「Shoegazing」にて、僕の旅の様子をご紹介して下さった方です。イェスパーさんは元ジャーナリストだけあって取材能力に長け、良質の記事を書いておられ、Blogを通じて多くの靴職人さんを集めてトランクショーを開いたりと、積極的な活動をされております。トランクショーでは、なんと900人もの来場客があったとか!

イェスパーさんは東京にて、クレマチス銀座さん、福田洋平さん、マーキスさん、柳町弘之さんと言ったビスポーク・シュー・メイカーさんや高級靴店巡りをされて、福田さんではMTOをご注文し、柳町さんでは、今年6月にオスロのダゲスタッドで注文したMTOの完成品を受け取ったそうです。僕は伊勢丹新宿の靴売り場にお連れして、日本の高級既製靴メイカーについてご説明しました。そしてその後は、新宿の居酒屋さんで靴談義!
「ヨーロッパを旅して、印象に残ったビスポーク・シュー・メイカーはどこ?」
「自分にとって最高のビスポーク・シュー・メイカーはフォスター&サン、それ以外なら、注文はしてないけれども、ボルドーのStéphane Jimenez(ステファン・ヒメネス)さん」
さらに僕は、コストパフォーマンス世界一の高級靴はマフテイ、高級鞄は万双とも話しました。
イェスパーさんは日本の高級既製靴のクォリティの高さに感嘆しておられ、特に大塚製靴と、ワールド・フットウェア・ギャラリーで見た、宮城興業とセントラルが印象に残ったそうです。

イェスパーさんが履いていたビスポーク・シューズ。スウェーデンの靴職人、Janne Melkersson(ヤンヌ・メルカーソン)さん製です。他にも、ウィーンのマフテイやワルシャワのヤン・キールマンなどでもビスポーク経験がございます。

そして23日は、オスロからStefan Ravnanger(ステファン・ラヴノンゲー)さんも来日。前回ご紹介したオスロの高級靴店、ダゲスタッドのスタッフさんです。ステファンさんは奥様が日本人と言う事もあり、しばしば来日しておられます。

ステファンさんは6月にダゲスタッドで行われた、柳町さんのフィッティングサーヴェイで注文した、十分仕立てのパターン・オーダーの受け取りでした。これは柳町さんがヨーロッパの人向けに設計したインターナショナルラストを使用しており、ステファンさんもフィットに満足しておられました。ステファンさんは、どこでも買える普通のキャップトウではなく、レースステイ脇にスキンスティッチが入った、柳町さんの特別なモデルなのが気に入っているとの事。
なお、このインターナショナルラストはステファンさんの足型を基に、現地の方数名をサンプルにして作成されたそうです。

オスロで6月に行われたフィッティングサーヴェイは、あくまで現地の方のフィッティング確認が主な目的で、注文を取ったのはごくわずかな人に限ったそうです。即、注文を取らず、まずはフィッティングを確認してから……と言う慎重な姿勢は、真面目な柳町さんらしいなと思いました。
なお、この日、ステファンさんとは、柳町さんのパターン・オーダー・フェア開催中のワールド・フットウェア・ギャラリー神宮前店でお会いしたのですが、そのワールド・フットウェア・ギャラリーについて、「有名じゃないブランドが多く置いてあるのが良いね」とステファンさんは話しておりました。
それにしても、スウェーデンのイェスパーさん、ノルウェーのステファンさんだけでなく、フィンランドのBloggerさんであるVille Raivio(ヴィレ・ライヴィオ)さんもご自身のBlog、「Keikari.com」で以前に僕をインタヴューして下さったり、スカンディナヴィアの靴マニアの方々の積極性には驚かされます。ヴィレ・ライヴィオさんとも、いつかお会いしたいですね!僕はもっと英語を勉強しないと……。

ちなみに、ステファンさんが使っているカメラと僕が使っているカメラ、偶然にもまったく同じモデルでした。イェスパーさんもモデルは違うものの、似ているソニーのカメラを使っており、靴好きはソニー派が多いのでしょうか(笑)。

イェスパーさんは東京にて、クレマチス銀座さん、福田洋平さん、マーキスさん、柳町弘之さんと言ったビスポーク・シュー・メイカーさんや高級靴店巡りをされて、福田さんではMTOをご注文し、柳町さんでは、今年6月にオスロのダゲスタッドで注文したMTOの完成品を受け取ったそうです。僕は伊勢丹新宿の靴売り場にお連れして、日本の高級既製靴メイカーについてご説明しました。そしてその後は、新宿の居酒屋さんで靴談義!
「ヨーロッパを旅して、印象に残ったビスポーク・シュー・メイカーはどこ?」
「自分にとって最高のビスポーク・シュー・メイカーはフォスター&サン、それ以外なら、注文はしてないけれども、ボルドーのStéphane Jimenez(ステファン・ヒメネス)さん」
さらに僕は、コストパフォーマンス世界一の高級靴はマフテイ、高級鞄は万双とも話しました。
イェスパーさんは日本の高級既製靴のクォリティの高さに感嘆しておられ、特に大塚製靴と、ワールド・フットウェア・ギャラリーで見た、宮城興業とセントラルが印象に残ったそうです。

イェスパーさんが履いていたビスポーク・シューズ。スウェーデンの靴職人、Janne Melkersson(ヤンヌ・メルカーソン)さん製です。他にも、ウィーンのマフテイやワルシャワのヤン・キールマンなどでもビスポーク経験がございます。

そして23日は、オスロからStefan Ravnanger(ステファン・ラヴノンゲー)さんも来日。前回ご紹介したオスロの高級靴店、ダゲスタッドのスタッフさんです。ステファンさんは奥様が日本人と言う事もあり、しばしば来日しておられます。

ステファンさんは6月にダゲスタッドで行われた、柳町さんのフィッティングサーヴェイで注文した、十分仕立てのパターン・オーダーの受け取りでした。これは柳町さんがヨーロッパの人向けに設計したインターナショナルラストを使用しており、ステファンさんもフィットに満足しておられました。ステファンさんは、どこでも買える普通のキャップトウではなく、レースステイ脇にスキンスティッチが入った、柳町さんの特別なモデルなのが気に入っているとの事。
なお、このインターナショナルラストはステファンさんの足型を基に、現地の方数名をサンプルにして作成されたそうです。

オスロで6月に行われたフィッティングサーヴェイは、あくまで現地の方のフィッティング確認が主な目的で、注文を取ったのはごくわずかな人に限ったそうです。即、注文を取らず、まずはフィッティングを確認してから……と言う慎重な姿勢は、真面目な柳町さんらしいなと思いました。
なお、この日、ステファンさんとは、柳町さんのパターン・オーダー・フェア開催中のワールド・フットウェア・ギャラリー神宮前店でお会いしたのですが、そのワールド・フットウェア・ギャラリーについて、「有名じゃないブランドが多く置いてあるのが良いね」とステファンさんは話しておりました。
それにしても、スウェーデンのイェスパーさん、ノルウェーのステファンさんだけでなく、フィンランドのBloggerさんであるVille Raivio(ヴィレ・ライヴィオ)さんもご自身のBlog、「Keikari.com」で以前に僕をインタヴューして下さったり、スカンディナヴィアの靴マニアの方々の積極性には驚かされます。ヴィレ・ライヴィオさんとも、いつかお会いしたいですね!僕はもっと英語を勉強しないと……。

ちなみに、ステファンさんが使っているカメラと僕が使っているカメラ、偶然にもまったく同じモデルでした。イェスパーさんもモデルは違うものの、似ているソニーのカメラを使っており、靴好きはソニー派が多いのでしょうか(笑)。
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