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Kirstin Hennemann and Meisterschuh in Berlin(ベルリンのキルスティン・ヘネマンとマイスターシュー)

キルスティン・ヘネマンの店舗

【Kirstin Hennemann(キルスティン・ヘネマン)】
住所:Sophienstraße 28/29, 10178 Berlin
価格:ビスポークはセメント製法で1,500ユーロ~。ハンドソーン・ウェルテッド製法で1,800ユーロ~。初回注文時はラスト代で別途500ユーロ。2回目以降の注文はラスト代不要。コードヴァンは400ユーロ増。

3~4ヶ月で完成。仮縫いまでは、1ヶ月~1ヵ月半。アインラーゲン(整形靴技術によるインソール)も必要に応じて製作。アッパー革はイタリアのタンナーが主。ソール素材はレンデンバッハが主ながら、柔らかい素材を使いたい場合は別のタンナーになるそうです。英語可。


キルスティン・ヘネマンさん

ベルリンは女性靴職人さんが多く活躍しており、その一人である、Kirstin Hennemann(キルスティン・ヘネマン)親方。ドイツのマイスター制度では、靴職人にも、「靴職人」と「整形靴職人」の二通りあり、ヘネマン親方は、「靴職人」のマイスター資格をお持ちです。ただ、ドイツでは「靴職人」でも整形外科の理論は学ぶそうで、「整形靴職人」は、その整形外科により特化した靴作りを行っております。
このお店では、過去にはギルド・オブ・クラフツ出身の日本人女性靴職人さんや、ミュンヘンのPost&Hess(ポスト&ヘス)Korbinian Ludwig Hess(コービニアン・ルードヴィッヒ・ヘス)さんも働いておりました。


キルスティン・ヘネマンさんの仮縫い用靴

ドイツでは、透明のプラスティック製仮縫い用靴はよく用いられていまして、ヘネマンさんも同様です。


キルスティン・ヘネマンの仮縫い用靴作成の機械

仮縫い用靴を作るための機械。差し出されている透明のプラシートを熱でラストに圧着させ、型を採ります。


キルスティン・ヘネマンさんの靴の内部

ヘネマンさんのドレスシューズの内部。これには映っておりませんが、フィラーはコルク、シャンクはメタルと、ドイツや中東欧では一般的な仕様です。


キルスティン・ヘネマンさんの靴

これはウェルト製ですが、レディースは、やはり軽く華奢に見える事もあってか、セメント製法での注文が多いそうです。ただ、「日本人はハンドソーン・ウェルテッドを好むね」ともお話しされていました。




キルスティン・ヘネマンさんの靴

ガルーシャ(スティングレイ)のようなエキゾティック・レザーももちろんあります。このモデルには、まだソールは付いておりません。


キルスティン・ヘネマンさんの靴

やはり女性らしく、かわいらしいデザインがサンプルでは多かったです。


キルスティン・ヘネマンさんの靴

もちろん、こう言った男性向けの靴もあります。


キルスティン・ヘネマンさんの靴

ご覧のようなスニーカータイプも作って下さるそうで、これも嬉しいですね。


キルスティン・ヘネマンの工房

工房の様子です。


キルスティン・ヘネマンの工房




マイスター・シューの作業写真

【Meisterschuh(マイスターシュー)】
住所:Engeldamm 64, 10179 Berlin
価格:ビスポーク・シューズはハンドソーン・ウェルテッド製法で3,800ユーロ、マッケイ製法は2,500ユーロ~。

マッケイ製法の場合は出し縫いはマシン。ブラックラピド製法も可能。なお、ドイツではビスポーク・シューズでもセメント製法やブラックラピド製法など、ハンドソーン・ウェルテッド製法でないのは珍しくありません。オートペディシューズ希望の場合はマッケイ製法。マッケイ製法でないと、保険がおりないからと言う理由だそうです。
ソールは全てレンデンバッハ。そして、ヒドゥンチャネルソールではなく、アウトソールから出し縫いが見える、オープントラックソールが標準だそうです。
修理も積極的に受けており、僕は2回、このお店に伺いましたが、2回とも修理の順番待ちの列ができていました。英語可。


ジモン・シェーファーさん

オーナーで靴デザイナーであるSimon Schäfer(ジモン・シェーファー)さん。ファッショナブルで、かつ整形外科技術による靴作りがコンセプトです。
僕が伺った当時は、整形靴職人のマイスター資格をお持ちのMike Kosel(マイク・コーゼル)親方との共同経営でしたが、そのコーゼル親方はお辞めになったそうです。


マイスター・シューの工房

ドイツのハンドメイド・シューズのお店は、一人~三人ほどの職人さんで運営しているお店が多いですが、こちらはご覧のとおり広めの工房で、僕が伺った時は7・8人の職人さんが作業をしておられました。


マイスター・シューのフットプリント

他のドイツや中東欧のビスポーク・シューズ同様に、採寸時はフットプリントも採ります。


マイスター・シューの靴


マイスター・シューの仮縫い用靴

そして、ヘネマンさんと同様に、仮縫い時は透明のプラスティック製仮縫い用靴を用います。


マイスター・シューの靴内部

整形靴が基本にあるだけあって、ビスポーク・シューズには全てアインラーゲンが入ります。黄色矢印にあるとおり、踏まず部分にクッション材が入っておりますね。


マイスター・シューのサンプル

このお店製のハンドメイド・シューズのサンプルです。


マイスター・シューのサンプル



※情報はいずれも、僕が訪問した2014年10月24日~25日時点のものです。
※マイスターシューの体制が、僕が伺った当時から変わったそうで、それに伴い、記事の内容も2015年12月15日1時20分に修正しました。

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