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日本人靴職人さんは海外でもトランクショーを(I think Japanese Bespoke Shoemaker should also hold trunk show in abroad)

日本人職人によるビスポーク・シューズ

【Made By 四之宮玄騎(Genki Shinomiya) who is Japanese bespoke shoemaker】

前回の続きのような感じ。

日本はここ15年ほどでどんどんビスポーク・シュー・メイカーが増えており、おそらく今後も増えるでしょう。

日本のビスポーク・シュー・メイカーさんは良い靴を作るとヨーロッパでも知られており、やはり日本だけでとどまらせておくのはこれまたもったいないですし、何よりこのままでは頭打ちです。と言うか、現時点で既に頭打ちの様相を呈しています。

日本だけでなく、海外でもトランクショーを開くべきでは?と思うんですよね。ビスポークでなくとも、既製のハンドメイド・シューズを扱ってもらったり、パターン・オーダー(MTM)を受け付けたりするのも良いと思います。もっとも、先日の柳町さんがそうしたように、事前に海外の方の足型チェックはするべきかもしれませんが……。

そこで、日本人靴職人さんがトランクショーを開いたら面白そう?と思う、海外の国、街を挙げてみます。トランクショーのみならず、日本の高級既製靴を売り込むのに良さそうな街、とも言えるのかもしれません。判断基準は、ビスポークへの関心の度合い、競合の少なさ、国民の所得と言ったところです。税金や輸送費、他もろもろにかかる手間や費用、そして各国の商慣習はよく知らないので、除外して考えております(って、これが大事なんだけどさ)。


真っ先に思いつくのが、韓国、台湾、中国と言った近隣諸国ですね。シンガポールも面白いかもしれません。特に現在、韓国では高級靴の関心が高まっているのを感じますし、職人志望者も増えているようです。もっとも、既にこれらの国でトランクショーを行っている日本人職人さんはいらっしゃいますね。

ヨーロッパでは、まずモスクワです。ロシア第二の都市、サンクト・ペテルブルクも見込みありかもしれません。

モスクワ

高級品を欲しがる層は確かにいらっしゃいまして、実際、イタリアをはじめとするヨーロッパのビスポーク・テイラーさんやビスポーク・シュー・メイカーさんはロシアに注文を取りに行っております。ロシアにもビスポーク・テイラーはあるのですが、その一方で、ビスポーク・シュー・メイカーは少ないのが、良いと思う理由です。ネックなのは、ロシアは英語が話せる人が非常に少ない事ですね……。


チューリッヒ

あと、スイス。僕はチューリッヒとバーゼルに行きましたが、ここは豊かな国にもかかわらず、不思議とビスポーク関連のお店が少ないのです。スイスの皆さんは、すぐ隣のイタリアやフランス、ドイツまで行って注文しているのでしょうかね?日本のビスポーク・シュー・メイカーさんはもちろんの事、ビスポーク・テイラー、ビスポーク・シャツ・メイカーさんが入り込む余地があるかも?しれません?ただ、豊かな国なのにビスポーク関係のお店が少ないのは、国民の方々がビスポークそのものに興味薄?なのかもしれません。


ヘルシンキ

そして、北欧です。北欧はビスポーク・シュー・メイカーがあるにはあるのですが、数が少なく、需要が満たされてないのでは?と推測します。特にヘルシンキとコペンハーゲンはテイラーが複数あり、これらのお店と組んで、トランクショーを行ったら面白そう?と思いました。


マドリッド

僕が一番推したいのが、スペイン、特にマドリッドです。スペインは良いビスポーク・テイラー、ビスポーク・シャツ・メイカーさんが多く、仕立ての文化が残っているのですが、その割にビスポーク・シュー・メイカーが少ないのです。絶対ビスポーク・シューズの需要はある気がするんですよね……。北欧と同様、現地のビスポーク・テイラーさんと組んで、トランクショーを行ったら良いのでは?と思います。

逆に、スペインはこれだけ仕立ての文化が残っているのに、なぜこれまでスペインのテイラーによるスーツやシャツが日本で扱われなかったのか、不思議に思ったりもしますね。

もしかしたら、隣の国、ポルトガルのリスボンも面白い?かもしれません。ただ、ポルトガルはテイラーが少なめなのと、物価も西欧では安めなのが気がかりです。

もっとも、言語や文化的な事を考えると、ヨーロッパについては、日本よりもヨーロッパの他のビスポーク・シュー・メイカーさんの方がチャンスはあるのかもしれませんね。

あと、もし日本の靴職人さんがヨーロッパの方々に宣伝をするなら、SNSの活用を強くお勧めします。僕は旅先のヨーロッパの職人さんたちと、何度も日本のビスポーク・シュー・メイカーさんが話題になりましたが、話題になるのはSNSを活用しているメイカーさんでして、日本では有名でも、SNSをやってないメイカーさんはほとんど話題になりません。

ヨーロッパの方々もSNSを積極的に利用しているため、その過程で日本のビスポーク・シュー・メイカーさんの情報を得るんですよね。SNSを利用する場合、一番良いと思われるサーヴィスがInstagram。言語で壁のある相手には、やはり画像で感覚に訴えるのが強いです。その次がFacebookでしょうか。利用者が多くて拡散力があるし、一応、翻訳機能も付いていますからね。

また靴についても服についても経営についても素人の僕が、でしゃばった事を書いてみました。

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