Tiraspol
CATEGORY山下大輔報告2014年

My this year's Christmas was at Tiraspol in Transnistria!
今年のクリスマスは、沿ドニエストル共和国の首都、ティラスポリにいました。
沿ドニエストル共和国とは?簡潔に言うと、今なおソ連をやっている、国連未承認国家です。詳しい事は、ネットで調べてみてください。
ここ、外国人が24時間以上滞在するには外国人登録が必要です。そのせいか、ティラスポリを旅行した日本人のBlogとかを読んでも、ほとんどが日帰りです。でも、僕はこの閉ざされた国のクリスマス・イヴの様子がどうしても見たかった!ので、外国人登録もして、2泊3日してきました。
外国人そのもの、特に東洋人は珍しい街なので、ただ歩いているだけで色んな人に見られます。そして、色んな人に話しかけられます。中には、一緒に写真撮らせてと言ってくる人もいたりして……。
閉ざされた国のせいか、街の人々はすれてなく、素朴で優しい人が多いです。


いかにもソ連らしい建物。

CCCP、つまりソ連ですね。

ソ連の国民的飲料、クバース売り場は街中でところどころ見かけるものの、実際に稼働していませんでした。



クリスマスの飾り付けも、他のヨーロッパの街と同じく、普通に行われていました。

旧ソ連圏ではお馴染みの乗り物、マルシュルートカ(乗り合いバス)もクリスマスのイラストが描かれていて、ほほえましかったです。

駅前なのですが、ちょっと寂しい感じの住宅街。

モバイルパーツショップで、なぜかショップ名が「原文」(笑)。ショップスタッフさんは、原文の意味も読み方も知らなかったので、僕が教えてあげました。

日本の食材も少量ながら売られているお店がありました。パックで海苔巻きが売られているお店もありましたね。

駅前の公園にあったブランコ。乗ったら、大分スリルが味わえそうですね。

別の公園では小規模な遊園地もありましたが、稼働はしていませんでした。

複数階建ての、大型電器店が開店準備をしておりました。オープンしたら、おそらくティラスポリでは最大規模のお店では無いでしょうか。

VISAカードやマスターカードが使えるATMは非常に少ないです。僕が見つけたこのATMは、USドルかロシアルーブルしか引き出せず、沿ドニエストル共和国の通貨である、ドニエストルルーブルは引き出せません。沿ドニエストル共和国は国連から認められていませんから、ドニエストルルーブルも存在してない扱いなわけですね……。

昭和のウルトラマンシリーズに出てきそうな建物。

特にこのマークなんて、TACとかZATを彷彿させませんか。

せっかく来たのだから、ティラスポリの有名(らしい)お酒メイカー、KVINTの安いブランデーを買って、ホテルで飲んでいました。これ1本、39.9ドニエストルルーブル。400円近いぐらいでしょうか。なかなか美味しかったですよ。
ティラスポリでは、5人に1人ぐらいは英語が片言ながらも分かったのが意外でした。僕が旅した中では、ロシアの方が英語は通じないですね。感覚としては、ロシアは8人に1人ぐらいしか英語が分からない感じです。
ティラスポリでは他にもたくさん写真を撮ったので、機会がありましたらまたお見せしたいですね。
日本ではもう年が明けたようですね。こちらでは、あと15分ほどで年が明ける頃です。
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