日本皇室御用達の注文服店・金洋服店

「Shoes」ページの「服飾資料館」を更新致しました。日本皇室御用達のビスポーク・テイラーとして著名な、金洋服店さんのご紹介でございます。
今回のページ作成は、服飾関連Blog「滑舌クラシック」さんとの合同企画でして、同Blogの運営者であるNNさんのおかげで、僕は店主の服部晋さんとお会いできる機会を頂けました。どうもありがとうございました。そしてもちろん、「靴服つながり」では、「滑舌クラシック」さんともリンクを張りました。
さて、金洋服店さんでは、やはりと言いますか、格式の高さが感じられました……。

店内に飾られている、皇室の方々との写真。

1975年に三笠宮寛仁親王殿下が、メンズファッション協会ベストドレッサー賞を受賞した際、授与された賞額。これについては、服部さんのご著作でも述べられておりましたね。
そして店内にて、服部さんとご挨拶を交わした僕は、椅子を勧められて着席しました。
クッションが今まで経験した事がないほど、深く深く沈み込みました。
「さすがは皇室御用達テイラー、椅子から違う!」

これがその接客用の椅子。昭和2年製のオーダーメイドだそうで、これまで2回張り替えているそうです。
そして、服部さんとのお話が始まり、その最中、服部さんはこう言いました。
「トゥイードが……」
トゥイードとは、ツイードの正しい発音。英国やアイルランドにて、ツイードと言っても通じません(経験有)。しかし、日本ではツイードと言う呼称があまりに一般化しすぎているため、日本人でしたらプロの方でも、当たり前に「ツイード」と言います。ですが、服部さんは「トゥイード」と言いました。僕はトゥイードと正しく発音する、日本の服飾関係者さんを初めて見ました。
「さすがは皇室御用達テイラー、発音から違う!」
さりげないところからも"違い"を感じさせてくれる、金洋服店さん。そして、その肝心の服作りへのこだわりは何なのか?是非、サイトをご覧下さい!
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