野球選手の走力とサッカー選手の走力
それにしても、サッカーにおける永井姓の選手って、高速ドリブルを武器にする選手が多いのはなぜだろう……?
さて、サッカーでこう言った俊足選手が活躍すると、やはりタイムが報道されますが、永井選手は50mラップ5秒8。
そして、おそらく永井選手と同レヴェルの快足であろう、全盛期の岡野雅行選手は100mラップ10秒8。長友佑都選手も10秒8らしいですね。そして、メキシコ五輪サッカー日本代表で、快足ウィングで鳴らした杉山隆一選手も10秒8だったらしいです。宮市亮選手は、10秒8とも10秒6とも言われていますね。
しかし、気になるのが、実はこのぐらいのタイム、プロ野球選手ではあまり珍しくないのです。
そして野球選手の場合、短距離走の記録が報道されるのは野手ばかりで、投手はほとんどありません。しかし、投手は大抵、運動能力が根本的に優れているため、球界トップクラスの俊足も珍しくありません。例えば巨人の場合、江川卓、斎藤雅樹、水野雄仁、桑田真澄、小野仁、久保裕也あたりは相当速いです。
では、野球選手トップクラスの俊足は、サッカー選手と互角以上なのかと言われれば、僕は何とも言えないです。
正直、野球とサッカー、双方のプレイを観ていると、単に"見た目"の判断では、サッカー選手の方が速く見えます。もっとも、競技が違うので、僕が錯覚しているのかもしれませんが。
先に挙げた巨人選手で、実際に永井謙佑のレヴェルと張り合えそうなのは、高村と藤村ぐらいでしょうか……。あとは、もしかしたら前田、出口、鈴木、山田、小野?
陸上の記録って、計測方法や風向き、そして、どんな靴を履いているのか、路面が何なのかにもよって変わってくる、とても繊細な物です。まず、手動計測と電動計測だと、手動計測の方が速く計測され、そして曖昧になりがちですよね。そしておそらく、野球選手もサッカー選手も、手動計測による記録だと思います。
また、野球選手の場合、短距離走のみならず、球速や遠投記録とかも報道されたりしますが、実際のプレイがその報道どおりでないケースは多々あります。果たして、サバを読んでいるのか、マスコミが大げさに書いているのかどうか。サッカー選手の記録の信憑性はどうなのでしょう?
サッカー選手と野球選手のトップランク、どちらが走力は上か、以前からずっと気になっております。一度、しっかりした環境で競走して欲しいなー、なんて思っています。
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