「キン肉マン」が教えてくれる
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昨日、「キン肉マン」39巻を買いました。発売日から、約一ヶ月以上遅れての購入です。
初版ではなく、第2刷と言う事実に、軽い敗北感を覚えます。

実のところ、発売日から3・4日後に買いに行ったのですが、その頃はどの本屋でも売り切れでした。この今なお絶大なる人気、さすがは僕たちのキン肉マン、週刊少年ジャンプ黄金期の偉大な4番打者と思わされます。
この新シリーズとなった「キン肉マン」にて、悪魔超人たちとの再会を果たし、今や日本全国、完全に童心となっているおじさんばかりなのでしょう。
例えば僕は、この39巻にて、グランドキャニオンにザ・魔雲天が登場した瞬間、ナックルパートで猛攻をかけたテリーマンの勇姿、あの名場面が脳裏をよぎったものです。
「あ~っと テリーがいった~っ!!」
「口先だけの友情じゃない」
「おたがいの戦いの中から うまれた友情なんだ!!」
小学生の時、一体何度読み返したか分からず、「キン肉マン」にまみれて過ごしていた僕、「キン肉マン」ブーム真っ只中で育ちましたから、その凄さは身に染みて分かっております。
そして大人となった今、「キン肉マン」はやっぱり凄いと再認識させられます。何が凄いってこの点です。
社会の現実を見せてくれていた事です。
社会の現実とは何でしょうか?
理屈に合わない、腑に落ちない、不合理な事があっても、それは勢いとパワーでうち消す事ができる。
このとてつもない社会の現実を、「キン肉マン」は少年漫画誌で見せてくれていたのです。
社会に出ると、理不尽な事がたびたびあります。
「それっておかしいよ」
その理不尽に、そう抗議したくとも、周りの雰囲気や勢いに流されて、抗議できない、またはし辛い、もしくは了承せざるをえない場面があります。そんな場面は、大人になればなるほど顕著です。
その時、ハッと気付くのです。
あっ、これって「キン肉マン」じゃん。と。
(「北斗の拳」じゃんとも言う)
そう、「キン肉マン」は、おかしい点があっても、そのおかしい点なんて勢いとパワーでなかった事にして、その勢いのまま突っ走り、挙句の果てには頂点まで極められる場合もある、そんなとてつもない現実に、チビッ子のうちから、耐性をつけてくれる作品だったのです。
「キン肉マン」が、友情パワー、努力、勝利のみならず、社会の現実に耐性までつけてくれる作品と気付いた時、それは精神的に大人になった、一つの証明なのかもしれません。
そんなの僕だけかもしれませんが。
理屈に合わない、腑に落ちない、不合理な事があっても、それは勢いとパワーでうち消す事ができる。
このとてつもない社会の現実を、「キン肉マン」は少年漫画誌で見せてくれていたのです。
社会に出ると、理不尽な事がたびたびあります。
「それっておかしいよ」
その理不尽に、そう抗議したくとも、周りの雰囲気や勢いに流されて、抗議できない、またはし辛い、もしくは了承せざるをえない場面があります。そんな場面は、大人になればなるほど顕著です。
その時、ハッと気付くのです。
あっ、これって「キン肉マン」じゃん。と。
(「北斗の拳」じゃんとも言う)
そう、「キン肉マン」は、おかしい点があっても、そのおかしい点なんて勢いとパワーでなかった事にして、その勢いのまま突っ走り、挙句の果てには頂点まで極められる場合もある、そんなとてつもない現実に、チビッ子のうちから、耐性をつけてくれる作品だったのです。
「キン肉マン」が、友情パワー、努力、勝利のみならず、社会の現実に耐性までつけてくれる作品と気付いた時、それは精神的に大人になった、一つの証明なのかもしれません。
そんなの僕だけかもしれませんが。
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