着られないプリントTシャツ
CATEGORY靴・服飾
夏ですね。
Tシャツの季節がやって来ました。
服飾好きな僕は、Tシャツもかなり好きです。
大学生の頃は、特にポール・スミスのポップ感あるプリントTシャツが大好きで、毎年、どんなデザインを発表してくれるのか楽しみにしていました。


上は大学3年生の時に買った、ポール・スミス・コレクションのプリントTシャツ。ポール・スミスのプリントTシャツは、これまで5着買いましたが(楽しみにしていたとか言ってた割に、買ったのはたったの5着)、その後、捨てたり売ったり、靴磨き用の布にしたりで、現在、残っているのはこれだけ……。
下は↓は大学2年生時に三越美術館で開催された、ポール・スミス・トゥルー・ブリット展にて購入した、トゥルー・ブリット展限定Tシャツ。


この胸プリントの右にある、薄緑四角部分の画像は、4種類ある中からお客が選べて、その場でプリントして販売されておりました。


ポール・スミス・トゥルー・ブリット展限定Tシャツのバックプリント。

左裾には、おそらく限定であろうタグが付いております。
このトゥルー・ブリット展Tシャツ、価格は5,800円ぐらいだったか、ポール・スミスのTシャツとしては高めでしたが(当時、ポール・スミスのプリントTシャツは4,800円ぐらいが相場)、クォリティはこれまで買ったポール・スミスのTシャツの中で一番下です。限定品と言う事もあって記念に買ったのですが、そう言う理由で買うものじゃないなと、後悔したものです……。
このTシャツも長い間着たのですが、2年前に靴磨き用の布として切り刻まれ、その天寿を全う致しました。
こちら↓は、今年引退させようか悩んでいるバルビッシュのTシャツ。18歳、浪人生時に買いました。

着ようと思えばまだまだ着られるのですが、今着るには、何となく気恥ずかしさが伴うデザインなんですよね(笑)。ヤフー・オークションに出す事も考えましたが、着古した感があるだけに、安値でないと売れないであろうと考えると、出品作業が面倒だったりします。
なので、いずれ気が向いた時に適当に切り刻んで、靴磨き用の布として、最後の仕事をしてもらうつもりです……。愛着あるTシャツを切り刻むのは、いつも心苦しい作業なのですけどね。

ちなみにこちらは、そのバルビッシュと同時期に買った、ラルフ・ローレンのTシャツ。こちらはまだまだ現役で頑張ってもらう予定です。やっぱり、シンプルなデザインの方が長く着られますね……。
学生時代からしばらくは、Tシャツはプリント物が多かった僕ですが、だんだんと時が経つにつれ、無地、或いはシンプルなデザインが多くなっております。理由としては、かつてはTシャツの購入を決める際、カラーリングやプリントにばかり目が行っておりましたが、20代後半あたりから、生地やパターン、縫製にも目がいくようになったんですね。
そして、生地やカッティングが良いと、その風合いや質感、ラインだけで勝負できるため、プリントがかえって邪魔になります。また、プリントがあると、無地と比べてどうも子供っぽさが漂うんですよね(若者っぽさとも言えるんだけど)。もっとも、自分が気に入ったプリントを見つけ、それを身に纏う楽しさも、プリントTシャツの捨て難い魅力なのですが……。
そう言う理由で、所有数が減り、自ずと着る機会も減っているプリントTシャツですが、そんな中でも、購入しつつも一度も着た事がないプリントTシャツがあります。
それは、これ……。


ルパン三世Tシャツだっ!!!
Tシャツの季節がやって来ました。
服飾好きな僕は、Tシャツもかなり好きです。
大学生の頃は、特にポール・スミスのポップ感あるプリントTシャツが大好きで、毎年、どんなデザインを発表してくれるのか楽しみにしていました。


上は大学3年生の時に買った、ポール・スミス・コレクションのプリントTシャツ。ポール・スミスのプリントTシャツは、これまで5着買いましたが(楽しみにしていたとか言ってた割に、買ったのはたったの5着)、その後、捨てたり売ったり、靴磨き用の布にしたりで、現在、残っているのはこれだけ……。
下は↓は大学2年生時に三越美術館で開催された、ポール・スミス・トゥルー・ブリット展にて購入した、トゥルー・ブリット展限定Tシャツ。


この胸プリントの右にある、薄緑四角部分の画像は、4種類ある中からお客が選べて、その場でプリントして販売されておりました。


ポール・スミス・トゥルー・ブリット展限定Tシャツのバックプリント。

左裾には、おそらく限定であろうタグが付いております。
このトゥルー・ブリット展Tシャツ、価格は5,800円ぐらいだったか、ポール・スミスのTシャツとしては高めでしたが(当時、ポール・スミスのプリントTシャツは4,800円ぐらいが相場)、クォリティはこれまで買ったポール・スミスのTシャツの中で一番下です。限定品と言う事もあって記念に買ったのですが、そう言う理由で買うものじゃないなと、後悔したものです……。
このTシャツも長い間着たのですが、2年前に靴磨き用の布として切り刻まれ、その天寿を全う致しました。
こちら↓は、今年引退させようか悩んでいるバルビッシュのTシャツ。18歳、浪人生時に買いました。

着ようと思えばまだまだ着られるのですが、今着るには、何となく気恥ずかしさが伴うデザインなんですよね(笑)。ヤフー・オークションに出す事も考えましたが、着古した感があるだけに、安値でないと売れないであろうと考えると、出品作業が面倒だったりします。
なので、いずれ気が向いた時に適当に切り刻んで、靴磨き用の布として、最後の仕事をしてもらうつもりです……。愛着あるTシャツを切り刻むのは、いつも心苦しい作業なのですけどね。

ちなみにこちらは、そのバルビッシュと同時期に買った、ラルフ・ローレンのTシャツ。こちらはまだまだ現役で頑張ってもらう予定です。やっぱり、シンプルなデザインの方が長く着られますね……。
学生時代からしばらくは、Tシャツはプリント物が多かった僕ですが、だんだんと時が経つにつれ、無地、或いはシンプルなデザインが多くなっております。理由としては、かつてはTシャツの購入を決める際、カラーリングやプリントにばかり目が行っておりましたが、20代後半あたりから、生地やパターン、縫製にも目がいくようになったんですね。
そして、生地やカッティングが良いと、その風合いや質感、ラインだけで勝負できるため、プリントがかえって邪魔になります。また、プリントがあると、無地と比べてどうも子供っぽさが漂うんですよね(若者っぽさとも言えるんだけど)。もっとも、自分が気に入ったプリントを見つけ、それを身に纏う楽しさも、プリントTシャツの捨て難い魅力なのですが……。
そう言う理由で、所有数が減り、自ずと着る機会も減っているプリントTシャツですが、そんな中でも、購入しつつも一度も着た事がないプリントTシャツがあります。
それは、これ……。


ルパン三世Tシャツだっ!!!
このルパン三世Tシャツを買ったのは、確か98年夏。原宿キャシディ近くの表参道にて、「ルパン三世」をはじめとする、70年代のアニメ作品をTシャツにプリントし、路上販売されていたのです。
僕は基本的にアニメはそれほど興味ないのですが、「ルパン三世」は別です。モンキー・パンチ先生作画によるコミックスは全巻持っていますし(中央公論社発行の辞典みたいに分厚いタイプ)、CDも何枚か持っています。
このTシャツを路上で見た瞬間、1stの大人っぽいルパン!一目で欲しい!と思いました。
しかし……、誰もが知っている国民的アニメのTシャツ。これを着て外出したら、変な疑いを第三者に抱かれたりしないだろうかと、不安にも思いました。
でも、このルパンのイラスト、そこそこオシャレ感あるし、普通に着ても通用しそうだよなあ………、とも思ったりして。
逡巡した僕は、その時、いっしょにいた友達に、このルパン三世Tシャツをどう思うか、参考までに聞いてみました。
「イラストはカッコ良いし、普通に着て大丈夫でしょ」
「これ、遠目から見たらルパンだって分からないよ」
その意見で踏ん切りがつき、僕は勢いで買いました。価格が2,000円台と、払いやすいのも大きかったです。
しかし……、それから時が経つ事14年、未だに一度も着ていません。
理由は当初の不安どおり、あらぬ疑いを持たれるのが怖いのです。
そして実は、購入してから一度も着てないTシャツ、さらにもう一枚あります……。


またもやルパン三世Tシャツだっ!!!
正確には、モンキー・パンチ先生公式サイトである、モンキー・パンチドットコムTシャツですね。買ったのは、やはり98年だったと思います。同じ98年でも、先に紹介したルパン三世Tシャツより、購入時期は1・2ヶ月ほど早かったですね。
この年は、ルパン三世の楽曲リミックス版「PUNCH THE MONKEY!」(名盤です)とか、「ルパン三世カルトブック」とか、「ルパン三世」の関連グッズがよく発売されていた年でして(前年がルパン三世誕生30周年だったからかな)、モンキー・パンチドットコムでも、ウェブを通じてのみ、限定Tシャツを販売していたんですね。
このTシャツは一目でルパン三世、モンキー・パンチと分かるデザインですが、字体やシルエットは洗練されていてカッコ良いし、何より限定品で、これを買い逃したら後はない!と思い、購入しました。確か、色は白、黒、グレイの3色から選べて、僕はグレイを選びました。上画像では白っぽく見えるかと思いますが、実際は薄いグレイです。


モンキー・パンチドットコムTシャツのバックプリント。

そして、ネック裏に付いているタグです。ご覧のとおり、フルーツ・オブ・ザ・ルームUSA製。生地も縫製もそれほどではありませんが、下画像のとおり、身頃脇にステッチがない丸胴仕立てでして、この点はTシャツブランドとしての矜持を感じますね。

とは言え、このTシャツも、あらぬ疑いをかけられるのを恐れて、結局、一度も着れておりません。着る勇気が出ません。こんな僕で、ごめんなさい。しかも現在では、このTシャツ、限定品と言うプレミアもあって(実際、今ではプレミア価格が付いてると思う)、なおさら着辛くなっております。
でも本当は、僕、こうやって使える物を使わず、コレクションするだけの行為って大嫌いなのですよ。だから、いつか絶対着てやるんだ!と思いつつも、もう10数年が経過しました。果たして、本当に着る日がやって来るのでしょうか?と言いますか、この手のTシャツ、年をとればとるほど着辛くなるんだよなー………。
でもね、やはり思うんですよ。これ、男前なり、二枚目なりが着たら、きっと様になるんだろうなと。長身だったらなおさらですよ。
実際に僕、98年か99年だったかに、西新宿の高層ビル街にて、長身で渋い雰囲気の男前のお兄さんが、次元大介Tシャツを着ているのを見た事があります。
ええ、カッコ良かったですよ。その次元大介Tシャツ、僕が所有しているルパン三世Tシャツと比べて、ずっとアニメの雰囲気を残しているデザインでしたが、アキハバラーの雰囲気なく着こなしていました。
男前はつくづく得だなあと思いましたね。うんうん。
僕も長身の男前だったら、この二着のルパン三世Tシャツ、遠慮なく着ていたのだろうなと思います。
「そんな事よりもおまえ、お腹引っ込める方が先じゃん」
そんな声が聞こえてきそうですね。ええ、僕も本当にそう思いますよ。
僕は基本的にアニメはそれほど興味ないのですが、「ルパン三世」は別です。モンキー・パンチ先生作画によるコミックスは全巻持っていますし(中央公論社発行の辞典みたいに分厚いタイプ)、CDも何枚か持っています。
このTシャツを路上で見た瞬間、1stの大人っぽいルパン!一目で欲しい!と思いました。
しかし……、誰もが知っている国民的アニメのTシャツ。これを着て外出したら、変な疑いを第三者に抱かれたりしないだろうかと、不安にも思いました。
でも、このルパンのイラスト、そこそこオシャレ感あるし、普通に着ても通用しそうだよなあ………、とも思ったりして。
逡巡した僕は、その時、いっしょにいた友達に、このルパン三世Tシャツをどう思うか、参考までに聞いてみました。
「イラストはカッコ良いし、普通に着て大丈夫でしょ」
「これ、遠目から見たらルパンだって分からないよ」
その意見で踏ん切りがつき、僕は勢いで買いました。価格が2,000円台と、払いやすいのも大きかったです。
しかし……、それから時が経つ事14年、未だに一度も着ていません。
理由は当初の不安どおり、あらぬ疑いを持たれるのが怖いのです。
そして実は、購入してから一度も着てないTシャツ、さらにもう一枚あります……。


またもやルパン三世Tシャツだっ!!!
正確には、モンキー・パンチ先生公式サイトである、モンキー・パンチドットコムTシャツですね。買ったのは、やはり98年だったと思います。同じ98年でも、先に紹介したルパン三世Tシャツより、購入時期は1・2ヶ月ほど早かったですね。
この年は、ルパン三世の楽曲リミックス版「PUNCH THE MONKEY!」(名盤です)とか、「ルパン三世カルトブック」とか、「ルパン三世」の関連グッズがよく発売されていた年でして(前年がルパン三世誕生30周年だったからかな)、モンキー・パンチドットコムでも、ウェブを通じてのみ、限定Tシャツを販売していたんですね。
このTシャツは一目でルパン三世、モンキー・パンチと分かるデザインですが、字体やシルエットは洗練されていてカッコ良いし、何より限定品で、これを買い逃したら後はない!と思い、購入しました。確か、色は白、黒、グレイの3色から選べて、僕はグレイを選びました。上画像では白っぽく見えるかと思いますが、実際は薄いグレイです。


モンキー・パンチドットコムTシャツのバックプリント。

そして、ネック裏に付いているタグです。ご覧のとおり、フルーツ・オブ・ザ・ルームUSA製。生地も縫製もそれほどではありませんが、下画像のとおり、身頃脇にステッチがない丸胴仕立てでして、この点はTシャツブランドとしての矜持を感じますね。

とは言え、このTシャツも、あらぬ疑いをかけられるのを恐れて、結局、一度も着れておりません。着る勇気が出ません。こんな僕で、ごめんなさい。しかも現在では、このTシャツ、限定品と言うプレミアもあって(実際、今ではプレミア価格が付いてると思う)、なおさら着辛くなっております。
でも本当は、僕、こうやって使える物を使わず、コレクションするだけの行為って大嫌いなのですよ。だから、いつか絶対着てやるんだ!と思いつつも、もう10数年が経過しました。果たして、本当に着る日がやって来るのでしょうか?と言いますか、この手のTシャツ、年をとればとるほど着辛くなるんだよなー………。
でもね、やはり思うんですよ。これ、男前なり、二枚目なりが着たら、きっと様になるんだろうなと。長身だったらなおさらですよ。
実際に僕、98年か99年だったかに、西新宿の高層ビル街にて、長身で渋い雰囲気の男前のお兄さんが、次元大介Tシャツを着ているのを見た事があります。
ええ、カッコ良かったですよ。その次元大介Tシャツ、僕が所有しているルパン三世Tシャツと比べて、ずっとアニメの雰囲気を残しているデザインでしたが、アキハバラーの雰囲気なく着こなしていました。
男前はつくづく得だなあと思いましたね。うんうん。
僕も長身の男前だったら、この二着のルパン三世Tシャツ、遠慮なく着ていたのだろうなと思います。
「そんな事よりもおまえ、お腹引っ込める方が先じゃん」
そんな声が聞こえてきそうですね。ええ、僕も本当にそう思いますよ。
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