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ミスター・サタンが教えてくれる

「ドラゴンボール」は僕が小学1年生時に連載開始し、高校3年生時に終了した作品です。当然、僕は第1話から最終回まで、全てリアルタイムで読んでまして、まさに「ドラゴンボール」ど真ん中世代。僕の学生生活は、「ドラゴンボール」とともにありました。

昔、雑誌「プレイボーイ」にて、「火事場の馬鹿力をクソ力と言う君、君は間違いなくキン肉マン世代だ!」とありましたが、「飲茶をヤムチャと言う君、君は間違いなくドラゴンボール世代だ!」です。

日本人の大多数の方は、飲茶よりもヤムチャを先に知ったんじゃないでしょうか。少なくとも、僕はそうです。また、僕は孫悟空よりも先に孫悟空を知っておりましたが、僕より年下の世代の方は、孫悟空よりも先に孫悟空を知った方が多い気がします。

そして、月の光は太陽の光が反射した物と、ベジータから教わった人は「ドラゴンボールZ世代」と言えましょう。

また、「手紙」を「信」。中国ではこうかくのを知っている人は、「ドラゴンボールリアルタイム世代」ですね。

そんなドラゴンボールリアルタイム世代の僕も、今年で35歳になるおじさんなのですが、10歳以上年下の方に、パンプットの話をしても普通に付いてくるのを見ると、年齢など関係なく人気を誇る、「ドラゴンボール」の凄みを感じます。

僕が作中で好きなキャラは、武天老師様とクリリンです。

武天老師様は、多くの人に尊敬される、偉くて立派な著名人なのに、まったく気取らず、気さくで優しく面白く、そして決める時にはきっちり決める、その人柄が大好きです。これは、ペンギン村在住の則巻千兵衛博士と通じるものがありますね。

クリリンは作品初期から終盤までメインキャラとして活躍しましたが、やはりベジータ&ナッパ戦での大奮闘は、カッコ良かったですね。特に大苦戦の最中に放った、起死回生の気円斬に、「惜っしいいいいいいいいい!!!!!」と声を上げたのは、僕だけじゃなかったはずです。

そんな素敵なキャラたちの中、存在が目障りで仕方なく、大嫌いだったのが、ミスター・サタンです。

ミスター・サタンの初登場時、僕は現役中学生。

大ホラ吹きで口先男、言い訳ばかりで見苦しく、保身だけは全力で、激弱いくせに孫悟空たちを見下す態度、ミスター・サタンのその行動と言動に、僕はいちいち不愉快でした。

そして僕だけでなく、友達の間でも、ミスター・サタンは圧倒的不人気を誇っていました。

セルゲームの際、クリリンが言っていましたね。

「正直言って、セルを応援した」

そして言うまでもなく、僕もセルを全力応援していました。

そんな憎たらしいミスター・サタンですが、僕も30歳を過ぎたあたりからでしょうか、少し見方が変わってきたんです。



「ふふっ、強がっちゃってらあ。まあ、強がりたくもなるよね」
「あー、またでしゃばってらあ。でもまあ、目立ちたがりな性格だもんね」
「うわ、調子いいなあ。まあでも、抜け目ないとも言えるのかな」
「あー、またやっちゃってるよ。でもまあ、自分が一番かわいいのは、仕方ないかな」
「おまえ誰でもやれる事をちょっとやっただけじゃねえか!それで何で英雄気取ってんだよ!でもまあ、誰だって英雄気取りたいかな」

自分が年をとるにつれて、だんだんと、ミスター・サタンの行動が憎めなくなってきたのです。

ミスター・サタンの人間性はどうかと思いますし、正直、友達にはしたくないタイプです。でも、今では苦笑や微笑とともに見れるようになりました。

ちょっと、大人になった気分です。

自分にとって、ミスター・サタンが憎い奴からコメディ・リリーフに変化した時、それは精神的に大人になった、一つの証明なのかもしれません。

そんなの僕だけかもしれませんが。

Comment

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Mr.サタンは子どもの頃は本当に嫌いでしたが、歳を重ねれば重ねるほど、好ましくなるキャラですよね。
ちなみに今は大好きなんです。人間臭くてかっこいいと僕は思いますよ。後半はいつも勇気を振り絞ってできることはやってるわけですし。コミカルだけど。ピッコロさんのいうチャンピオンですよね。いいすぎでしょうか。。。。
2012年05月01日(Tue) 21:59
編集
ミスター・サタンの行動、見習いたいとは思いませんが、ある程度は容認できるようになりました(笑)。ひたすら人間臭いのは間違いなくて、こう言う人、一人ぐらいならいてもいいか~……、なんて。

方向性違えど、人間臭くてカッコ良いと言う点で、僕は武天老師様が好きです(笑)。
2012年05月02日(Wed) 05:38












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