これが本物!稲中卓球部だ!!!【どこまで同じか?求むぜ情報!編】
そうなると当然、大谷口中卓球部って、稲中卓球部みたいなの?と言う、純粋な疑問がわいてくると思うんですね。そして答えは、実にマンガとよく似ていたらしいです。
例えば、「かもめかもめ、カチンカチン」の、「か」を抜いて言ってみて。ぐらいの会話は当たり前で、部活中でも日向ぼっこしたり、アリをボンドで固めて遊んだり、真面目に練習や試合やっているのは部長だけと言う、当時の卓球部員の、確かな証言もあります。
もっとも、以上は僕が在学中(90年4月-93年3月)の話でして、2011年現在や、古谷実先生の時代は分かりません。まあ、中学生らしく、下らない事に楽しみを覚えるお年頃だったんですよ。それはそれで、中学生らしくて健全な事ではないでしょうか。僕なんて、33歳の現在でも、下らない事、大好きですよ。「これが本物!稲中卓球部だ!!!」なんて記事を書いてしまうぐらい好きですよ。
ただ、もちろん、何から何まで同じと言うわけではありません。僕の代でははみちんサーブ、おてもとサーブの練習をしているとは聞いた事なかったですし、大会優勝もしてないはずです。美人マネージャーも二人はおろか、一人も存在していなかったですね。それに、稲中の制服、連載途中からボタン・ダウン・シャツとなっておりますが、実際はレギュラーカラーだしね。
そして大谷口中卓球部で重要な事は、僕のサイトからリンクしている、ぼに~M君も、実は僕の代の卓球部員でしてね。そのぼに~M君は現在、古谷実先生に続く、プロの漫画家さんです。
プロの漫画家を目指すなら、大谷口中卓球部に入って下らない事しまくるんだー!後輩!その経験が、いつか必ずマンガに生きる!
なお、ぼに~M君のサイトは「web漫画「万能科学エヂソンバンドexcellent!」
そして、ぼに~M君のプロフィールです。
思い返せば、ぼに~M君は小学生の時から根性があって努力家でした。物作りに、根気と根性は必要不可欠ですね。本当に。
僕が通っていた頃の大谷口中学校は、一学年上のサッカー部のエース、北慎先輩がスター。小学生の頃から全国区の選手として名を馳せており、後にFC東京に入団しました。
僕が中学1年生時の夏、サッカー部は大会が終わって3年生が引退し、その直後、某中学OB(つまり高校生)と練習試合を行ったのですが(つまり、北先輩たち、まだ中2)、北先輩、ゴール前で5人に囲まれるも、リフティングでかわしてパスを出したのが凄かったですね。
「あの子、上手いわよねえ。おばさん、あの子がボール持ったら安心するのよ」
その時、僕の近くで試合を見ていた、サッカー部員のお母さんらしき人が、そう話しかけてきました。そしてその試合は、北先輩たちが勝ちました(選手全員レヴェル高かった)。スコアは5-0だったか、結構点差も付いてたような……。
この北先輩率いる、当時の大谷口中サッカー部は、やはり強豪で知られており、中学相手の練習試合なら8-0とかで快勝。"ミラクル大谷口"と呼んでいた学校もあったと聞きます。
そして、その時に正GKだったのが、現在は音楽コンシュルジュとしてご活躍されている、福島龍太郎先輩。たくましくもスマートな長身で、黒のジャージ姿がよく似合っておりました。「がんばれ!キッカーズ」に、高見沢淳と言うGKが出てくるんですけど、龍太郎先輩、髪型以外のたたずまいがよく似ていたんですよね。大柄ながらも俊敏で、まさにプーマなセーヴィングがカッコ良かったんですけど、ゴール前からハーフウェイラインを越えるキック力も、また強烈でした。
僕にとって、"バコーン!"と音のするキックを見たのは、この龍太郎先輩が最初(初見時、龍太郎先輩小学6年生、僕は5年生)。そして、GKがキャッチして蹴る際、パントキック(ノーバウンドで蹴る)ではなく、ドロップキック(ワンバウンドさせてから蹴る)で蹴るのを見たのも、この龍太郎先輩が最初。どうしてああ言う蹴り方で蹴るんだろう?あれだとバウンドが変わったら、どうするんだろう?バウンドさせた方がタイミング取りやすいのかな?そんな事を考えながら、龍太郎先輩のプレイを見ておりました。蹴り方は人それぞれ、相性なんでしょうけどね。
いつの間にか、サッカー部の話ばかりになってしまいました。僕は中学時代、サッカー部でもなければ卓球部でもなく、バスケットボール部です。バスケットボール部でも、背の低い人はいるんですよ。しかし考えてみれば、僕が靴好きになった最初のきっかけは、バスケットボール部であったために、バッシュを買うようになったからです。これについて書き出したらめちゃ長くなるので、このあたりで止めますね。
話を戻すと、大谷口中と稲中、やはり似ているんですが、それでは、どこまで同じなのか?これも同じと言って良いのか?と気になる点がいくつかあるんですね。例えば前回書いた、144話で田辺が駆け上がる階段↓。

この階段だけど、全体像はこう↓なんだよね。

似ていますよね~。このシーンと!

(単行本6巻136ページより)
ただ、似ていると思いつつも、実際に似ているのは長い階段と言う点だけであって、階段の作りそのものは違います。果たしてこの階段がモデルなのか、判断に迷うんですよ。大谷口の皆様はどう思いますか?

(単行本3巻33ページより)
この↑街並みだけど、おそらく大宮駅西口前(浦和から近い)がモデルとなっていそうな気がするんですが、どうでしょうか?大宮駅西口付近はこんな感じ。


まったく同じ箇所はないのですが、作りが似通ってるんだよな~。でも、これと似た街並、探せば他でも普通にありそうだし、果たして大宮駅前がモデルなのか、どうでしょう?大宮駅前ではなく、ここがモデルだー!と言う情報ありましたら、是非教えて下さい。ちなみに、第2回で大宮まで行ったと書いたけど、この↑風景を撮りに行ったのですよ。

(単行本5巻81ページより)
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(単行本5巻84ページ、単行本6巻122ページより)
死ね死ね団初登場時や、小学生との戦争ごっことか、頻繁に使われるこの公園、絶対、大谷口学区内か、その近辺にありそうなんだけど、僕は未だに見つけられていません。どなたか、この公園がどこなのか教えて下さい。求むぜ、情報!
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(単行本5巻92ページ、単行本10巻82ページより)
公園もそうなんですが、何度も出てくると言う事は、どこかにモデルがある可能性が高そうなんですよね。
あと、この↓シーンも、いかにも大谷口学区内にありそうな風景ながら、どこなのか分かりません。

(単行本7巻171ページより)
大谷口って、こう言う何の変哲もない住宅街が、延々と続く所だもんねー。ここも、同じ場所があるなら是非知りたいです。情報がございましたら、教えてやって下さい。
以上が、僕が気になっている点です。求むぜ、情報!
【これが本物!稲中卓球部だ!!!目次】
第1回
第2回・大宮盆栽だー!!編
第3回・校舎編
第4回・体育館と運動部室棟編
第5回・体育館裏144話編
第6回・どこまで同じか?求むぜ情報!編
第7回・学校外の風景編
第8回・浦和駒場体育館編
第9回・画像ひたすら比較編
第10回・終わり終わり
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