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これが本物!稲中卓球部だ!!!【終わり終わり】

CATEGORYマンガ
2011年の大谷口中学校正門

「これが本物!稲中卓球部だ!!!」は、今回でとりあえず終了です。

他にもまだそっくり画像はあるのですが、掲載したとしても、どれも既出画像と似たような物ばかりなので、これ以上掲載しても、あまり意味はないかなと(笑)。なので、他の画像は省略させて下さい。また、稲中には、「このキャラ、ひょっとしたら○○先生がモデルじゃないの?」と言いたくなる人物もいるのですが、真相は不明ですし、何より、先生方のプライバシーもあるので、それも省かせて下さい。ちなみに僕は、稲中卓球部の登場人物では、男らしくて真面目でカッコ良い、竹田君が一番好きです。

なお、これまで何度か書いているとおり、掲載した大谷口関係の画像は10年前に撮影したものが多いです。なので、2011年現在とは違う点もある事をご了承下さい。

なぜ10年も前の画像を使用しているのかと言えば、答えは簡単。10年前から、この稲中特集はやるつもりで、撮影だけは既に終えていたんですね。

そんなにも前に撮影を終えていたのに、なぜこんなに公開が遅くなったのかと言えば、まず第一の理由は、僕が怠け者だからです。

そして、10年前はWeblogなんて存在してなく、もしインターネット上で画像を紹介するなら、自分でウェブサイトを作成するのが、ごく一般的な方法だったんですね(他に手軽な方法、あると言えばありましたが)。そうなると当然、構成、レイアウトなどに労力を費やさなくてはならず、さらにレイアウトについては、どうやって軽く、見やすく構成するかも悩みどころだったんです。当時はまだプロードバンドも普及していなかったため、画像をいかに軽くするかも重要でして、今回の掲載のように、大きい画像をそのまま載せるのは、あまり好ましくありませんでした。その労力を思うあまり、なかなか腰が重いままだったのです。

やがて時を経て、今回公開したこのWeblog。僕がこのWeblogを始めたのは06年からで、もう5年も前。なぜその5年の間に、稲中特集を組まなかったのかといえば、一応、サイト内に「マンガ」ページは作ろうと、コツコツページは作成していたんですね。そして、稲中のページも途中まで作っておりまして、それをボツにする決断ができず、なかなか公開に至らなかったのです。

そんな、どうしてもやりたくても、なかなか完成しなかった稲中特集、それがようやく終えられて、個人的には感無量です……。

完全な自己満足です。

さて、冒頭で掲載した画像は、現在の大谷口中学校正門。「さいたま市立大谷口中学校」と書かれておりますが、これも10年前は、「浦和市立大谷口中学校」でした。

こちら↓は、現在の大谷口中学校校舎。これは10年前はおろか、僕が在学していた当時から変わっておりませんね。

2011年の大谷口中学校校舎

ただ、球技場あたりは大分変わりました。こちら↓は現在の、大谷口中学校球技場。

2011年の大谷口中学校球技場

僕が在学中や、稲中連載当時は、上画像のバスケットコートがある場所に、プールがあったんですよね。そして、そのプールがどこに行ってしまったのかと言えば、大谷口中学校公式サイトによると、現在は上画像奥にある白い三階建ての建物、"健陽館"の屋上にあるそうです。

昔あったプールや、健陽館以前の球技場は、稲中においても何度か登場しているだけに、なくなってしまったのは惜しまれます。

そして、大谷口中学校も変わりましたが、大谷口そのものの風景結構も変わりました。一昔前まではこんな↓、歴史的建造物が存在したのですが、現在はもうありませんよ。

善前自動販売機

善前自動販売機

それにしても撮影では、マンガ作中と極力同じ構図で撮影するのに、思っていたより難儀しました。

しかも大谷口って住宅街だらけのため、結構人や車が通るのです。それらができるだけ映らないよう、通り過ぎ去るのを待つのも、結構なストレスでした。

「ばっばあ!その立ち話いつ終わるんだよ!さっさとどきやがれ!」

そう思ったのも、一度や二度ではありません。

さらに中学校内撮影時は、大抵誰かが校庭にいるので、撮影するタイミングに難儀します。何と言っても、女子中学生を撮影に来た、変質者と思われたりしないかが、一番の悩みでした。

善前小学校に撮影に行った時なんて、「スパイだ~!」なんて小学生諸君に後ろ指さされながらの撮影でしたからね。善前小学校については、撮影したのは10年前じゃなくて、5年前だったかな……。

浦和駒場体育館も、いつも駐車場がかなり埋まっていて、空いている時って稀なんですね。駐車場が埋まっている時に撮影すると、車に遮られて撮りたい箇所が映らないし、車のナンバーも入ってしまうので、プライバシーの観点からも良くありません。ですので僕は、誰も体育館に来ていない、開館の一時間前に撮影に行ったりしていました。

サイト作成には、人知れない苦労があるのですよ。まあ、僕が好きでやっている事だから、仕方ないんだけどさ。

あと、「第6回・どこまで同じか?求むぜ情報!編」にて、明花(みょうばな)公園が、稲中に登場する公園のモデルと言う情報を頂きまして、撮影に行って来ました。

公園5巻81ページ
(単行本5巻81ページより)

5巻81ページ


しかし……、上画像以外に似ている箇所がないんですよね。稲中に登場する公園と明花公園では、砂場や滑り台、ぶらんこなど、遊具の位置、形が違います。他にモデルになっている公園があるのでしょうか?もしくは連載当初と、明花公園は様変わりしてしまったのでしょうか……?

「これが本物!稲中卓球部だ!!!」は、これでひとまず終了となりますが、まだまだ、「ここだって同じだよ!」と言う情報あれば、カモン・ベイビー!画像まで撮影して送って来てくれたら、なお可(笑)。稲中と同じ大谷口写真、まだまだ掲載したいもんね。求むぜ、情報!

最後に10年前、この記事のために、「行け!稲中卓球部」を全巻貸してくれたI君、どうもありがとう。



【これが本物!稲中卓球部だ!!!目次】
第1回
第2回・大宮盆栽だー!!編
第3回・校舎編
第4回・体育館と運動部室棟編
第5回・体育館裏144話編
第6回・どこまで同じか?求むぜ情報!編
第7回・学校外の風景編
第8回・浦和駒場体育館編
第9回・画像ひたすら比較編
第10回・終わり終わり
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