ロブソン選手ぐらいは当たり前のJリーグ歴代外国人選手の経歴間違い
CATEGORY野球以外スポーツ
ロブソン・ルイス・ペレイラ・ダ・シルバ。
コンサドーレ札幌サポーターの方には、いまいち印象悪いプレイヤーとして、知られているようですね。
僕はロブソン選手のプレイをほとんど知らないのですが、チームに貢献できなかったうえ、元ロシアリーグ得点王の経歴が嘘だったと言う点で、大きいインパクトを残したようですね。ロブソン選手の日本語版ウィキペディアにも書かれておりますね。
でもね、今日分かったのですが、このロブソン選手、ロシアリーグ得点王の実績こそないものの、00年CIS杯(旧ソ連圏でのカップ戦)得点王の実績があるようです。さらに、この年のロシアリーグ左FW部門2位に選出されています。今日、その経歴を拙サイト内にあるコンサドーレ札幌外国人選手名鑑に追記しました。ロシアリーグはその年の優秀選手投票を各ポジションごとに行い、それぞれのポジション上位3名を、ベスト33として、表彰するんですよね。
CIS杯得点王だろうが、ベスト33だろうが、いずれにしても、ロシアリーグ得点王じゃないんだから嘘じゃん。と言われそうですが、ちょっと待って下さい。
ハッキリ言って、この程度の経歴のミス、Jリーグ外国人選手なら、まったく珍しくありません。
コンサドーレ札幌サポーターの方には、いまいち印象悪いプレイヤーとして、知られているようですね。
僕はロブソン選手のプレイをほとんど知らないのですが、チームに貢献できなかったうえ、元ロシアリーグ得点王の経歴が嘘だったと言う点で、大きいインパクトを残したようですね。ロブソン選手の日本語版ウィキペディアにも書かれておりますね。
でもね、今日分かったのですが、このロブソン選手、ロシアリーグ得点王の実績こそないものの、00年CIS杯(旧ソ連圏でのカップ戦)得点王の実績があるようです。さらに、この年のロシアリーグ左FW部門2位に選出されています。今日、その経歴を拙サイト内にあるコンサドーレ札幌外国人選手名鑑に追記しました。ロシアリーグはその年の優秀選手投票を各ポジションごとに行い、それぞれのポジション上位3名を、ベスト33として、表彰するんですよね。
CIS杯得点王だろうが、ベスト33だろうが、いずれにしても、ロシアリーグ得点王じゃないんだから嘘じゃん。と言われそうですが、ちょっと待って下さい。
ハッキリ言って、この程度の経歴のミス、Jリーグ外国人選手なら、まったく珍しくありません。
最近はもう、インターネットが当たり前になり、情報公開も活発となっているせいか、以前と比べて、経歴間違いは少なくなっておりますが、一昔前のJリーグ所属の外国人選手の経歴なんて、本当に間違い(もしくは嘘?)がよく見つかりました。
もし興味があれば、試しに当時のサッカー関係の本を、図書館か古本屋あたりで見直してみて下さい。
例えば、セレッソ大阪やコンサドーレ札幌、大宮アルディージャで大活躍した柔軟爆撃機、ホルヘ・ルイス・デリー・バルデス選手、東芝(現コンサドーレ札幌)入団前は、チリリーグ得点王獲得歴があると、何かのJリーグ本に書かれていましたけど、実際は獲得していませんでした。
元セレッソ大阪のマニッチだって、Kリーグで得点王やアシスト王を数回獲得したと、入団当初、某有名サッカー雑誌に書かれていましたけど、実際は入団前年に、韓国PRO-SPECS杯得点王とKリーグベスト11と言うだけでした(セレッソ退団後、韓国サッカー大賞のベスト11は獲ってる)。
現在も語り継がれるFKのスペシャリスト、エドゥー・マランゴンだって、ブラジル選手権MVP獲得歴があると、Jリーグ関連の本に書かれていましたけど、実際は獲得歴なかったしね。
清水エスパルスとベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に在籍した、ミランジーニャもブラジル代表21試合出場9得点といくつかの本に書かれていましたけど、実際は4試合1得点でしたね。もしかしたら、Aマッチだけでなく、Bマッチ、Cマッチあたりも合算していたのかもしれません。
ダヴィド・ビスコンティも、アビスパ福岡入団時、アルゼンチンリーグ得点王獲得歴があると、確か某Jリーグチーム公式サイトに書かれていましたけど、実際はなかったですね(横浜マリノス在籍時は獲得歴は書かれていなかった)。
と言いますか、今(11年8月30日現在)、日本語版ウィキペディアのビスコンティの項目を見たら、アルゼンチンリーグ得点王獲得と書かれていますが、これは間違いです。
パウロ・シーラスも、95年アルゼンチンリーグMVPと、京都サンガに入団当初、某有名サッカー雑誌に書かれていましたけど、これも間違いで、実際は獲得歴はありません。と言いますか、今(11年8月30日現在)、日本語版ウィキペディアのパウロ・シーラスの項目見たら、シーラスが85年ワールドユース得点王と書かれていますが、これも間違いですね。この年のワールドユース得点王は、スペインのセバスチャン・ロサダです。
あと、元ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)のドニゼッチも、ヴェルディに入団当初、某有名サッカー雑誌にブラジルやメキシコ時代の得点王獲得歴がたくさん書かれていて、「とんでもねーのが来た!」と仰天しましたけど、実際は、そのほとんどが嘘でした。
と言いますか、今(11年8月30日現在)、ドニゼッチの英語版とポルトガル語版のウィキペディア見たら、両方とも95年メキシコリーグ得点王となっていますが、双方間違いです。この年のメキシコリーグ得点王は、同じメキシコのカルロス・エルモシージョで、ドニゼッチはメキシコリーグ93-94シーズンのプレーオフ得点王ってだけです。
あとは思い出せませんけど、他にも外国人選手経歴の間違いはまだまだありました。
なぜこう言う間違いが起こるのでしょうか?
選手本人や代理人が、自分を売り込むために嘘をついているのか、報道関係者がその裏も取らずにて報道してしまっているのか、または外国人のために言葉に壁があり、本人や代理人は嘘偽りない経歴を申告しているにもかかわらず、どこかで取り違えが発生しているのかもしれません。
ロブソン選手のロシアリーグ得点王経歴の嘘だって、本当は00年CIS杯得点王と申告したのを、通訳か誰かが取り違えて、ロシアリーグ得点王と解釈してしまった可能性も、なきにしもあらずと思うんですよね。もちろん、実際に嘘ついてた可能性もありますけど。
拙サイトにおける、Jリーグ歴代外国人選手名鑑を一般公開したのは、02年9月8日。実のところ、僕もその当時は過去の書籍に書かかれていた情報を鵜呑みにしてしまっており、間違いに気付かないまま、そのまま掲載しておりました。
しかしその後、さらに詳しく調べ、経歴の裏を取っていくと、間違いが出てくる、出てくる。経歴が「間違っていた」と裏が取れれば、その都度、書き直しているんですが、おそらくこれからも、過去の経歴間違いは発見されると思います。まだ調べ切れてない経歴、確かにあるので……。
そのくらい、外国人選手の経歴は間違いは珍しくないんです。特に昔。今でもたまーにありますけどね。
ですので、ロブソン選手の経歴ミスなんて、別段驚く事ではありません。
でも面白いんですよね。外国人選手の経歴って。上記のように間違いが見つかる事もあれば、逆にメディアでは報道されてない、意外なタイトルを獲得している選手もいたりして。
また、Jリーグで活躍できなかった選手が、退団後に他国で大活躍していたり、現在のフッキやドゥンビア・セイドゥのように、いかにも将来性豊かそうな若手が、予想どおり花開いていたり……。
そう言うドラマが面白くて、Jリーグ歴代外国人選手名鑑を運営し続けております。
もし興味があれば、試しに当時のサッカー関係の本を、図書館か古本屋あたりで見直してみて下さい。
例えば、セレッソ大阪やコンサドーレ札幌、大宮アルディージャで大活躍した柔軟爆撃機、ホルヘ・ルイス・デリー・バルデス選手、東芝(現コンサドーレ札幌)入団前は、チリリーグ得点王獲得歴があると、何かのJリーグ本に書かれていましたけど、実際は獲得していませんでした。
元セレッソ大阪のマニッチだって、Kリーグで得点王やアシスト王を数回獲得したと、入団当初、某有名サッカー雑誌に書かれていましたけど、実際は入団前年に、韓国PRO-SPECS杯得点王とKリーグベスト11と言うだけでした(セレッソ退団後、韓国サッカー大賞のベスト11は獲ってる)。
現在も語り継がれるFKのスペシャリスト、エドゥー・マランゴンだって、ブラジル選手権MVP獲得歴があると、Jリーグ関連の本に書かれていましたけど、実際は獲得歴なかったしね。
清水エスパルスとベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に在籍した、ミランジーニャもブラジル代表21試合出場9得点といくつかの本に書かれていましたけど、実際は4試合1得点でしたね。もしかしたら、Aマッチだけでなく、Bマッチ、Cマッチあたりも合算していたのかもしれません。
ダヴィド・ビスコンティも、アビスパ福岡入団時、アルゼンチンリーグ得点王獲得歴があると、確か某Jリーグチーム公式サイトに書かれていましたけど、実際はなかったですね(横浜マリノス在籍時は獲得歴は書かれていなかった)。
と言いますか、今(11年8月30日現在)、日本語版ウィキペディアのビスコンティの項目を見たら、アルゼンチンリーグ得点王獲得と書かれていますが、これは間違いです。
パウロ・シーラスも、95年アルゼンチンリーグMVPと、京都サンガに入団当初、某有名サッカー雑誌に書かれていましたけど、これも間違いで、実際は獲得歴はありません。と言いますか、今(11年8月30日現在)、日本語版ウィキペディアのパウロ・シーラスの項目見たら、シーラスが85年ワールドユース得点王と書かれていますが、これも間違いですね。この年のワールドユース得点王は、スペインのセバスチャン・ロサダです。
あと、元ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)のドニゼッチも、ヴェルディに入団当初、某有名サッカー雑誌にブラジルやメキシコ時代の得点王獲得歴がたくさん書かれていて、「とんでもねーのが来た!」と仰天しましたけど、実際は、そのほとんどが嘘でした。
と言いますか、今(11年8月30日現在)、ドニゼッチの英語版とポルトガル語版のウィキペディア見たら、両方とも95年メキシコリーグ得点王となっていますが、双方間違いです。この年のメキシコリーグ得点王は、同じメキシコのカルロス・エルモシージョで、ドニゼッチはメキシコリーグ93-94シーズンのプレーオフ得点王ってだけです。
あとは思い出せませんけど、他にも外国人選手経歴の間違いはまだまだありました。
なぜこう言う間違いが起こるのでしょうか?
選手本人や代理人が、自分を売り込むために嘘をついているのか、報道関係者がその裏も取らずにて報道してしまっているのか、または外国人のために言葉に壁があり、本人や代理人は嘘偽りない経歴を申告しているにもかかわらず、どこかで取り違えが発生しているのかもしれません。
ロブソン選手のロシアリーグ得点王経歴の嘘だって、本当は00年CIS杯得点王と申告したのを、通訳か誰かが取り違えて、ロシアリーグ得点王と解釈してしまった可能性も、なきにしもあらずと思うんですよね。もちろん、実際に嘘ついてた可能性もありますけど。
拙サイトにおける、Jリーグ歴代外国人選手名鑑を一般公開したのは、02年9月8日。実のところ、僕もその当時は過去の書籍に書かかれていた情報を鵜呑みにしてしまっており、間違いに気付かないまま、そのまま掲載しておりました。
しかしその後、さらに詳しく調べ、経歴の裏を取っていくと、間違いが出てくる、出てくる。経歴が「間違っていた」と裏が取れれば、その都度、書き直しているんですが、おそらくこれからも、過去の経歴間違いは発見されると思います。まだ調べ切れてない経歴、確かにあるので……。
そのくらい、外国人選手の経歴は間違いは珍しくないんです。特に昔。今でもたまーにありますけどね。
ですので、ロブソン選手の経歴ミスなんて、別段驚く事ではありません。
でも面白いんですよね。外国人選手の経歴って。上記のように間違いが見つかる事もあれば、逆にメディアでは報道されてない、意外なタイトルを獲得している選手もいたりして。
また、Jリーグで活躍できなかった選手が、退団後に他国で大活躍していたり、現在のフッキやドゥンビア・セイドゥのように、いかにも将来性豊かそうな若手が、予想どおり花開いていたり……。
そう言うドラマが面白くて、Jリーグ歴代外国人選手名鑑を運営し続けております。
- 関連記事
-
-
國母和宏選手は誰がために 2010/02/17
-
松田直樹選手追悼 2011/08/21
-
「サン・ドニの悲劇」の日、パリにて 2012/10/14
-
天才 2014/05/15
-
浦和レッズらしさ 2006/11/27
-
や、やはり…… 2006/05/14
-