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靴磨きは13年にして成らずだが一日にして成るんじゃないの?

高級靴の棚

5月下旬から現在まで、時間を見つけては、手持ちの靴をまとめて磨いてます。あと6足ほど磨いたら、全て終了予定です。

4月22日に買った、新サフィール・ノワールのクレム1925(シアバター配合)、今回、初めて使ってみたのですが、思っていたよりも良い仕上がりでびっくりです!やっぱり高いだけありますね~。でも高すぎるので、今度、欧州旅行した時に、まとめて買って来ようと思います。

「これまで色んな国で、何度も靴を磨いてもらいましたけど、靴磨きは人それぞれ、やり方がぜーんぜん違います。なので、あまり手順にこだわらず、色々試しながら、自分なりの方法を考え出すのが一番ですよ。靴磨きに正解はありません」

僕が初めて高級靴を購入した際、ユナイテッド・アローズ原宿本店のスタッフさんにそう教えて頂き、まさに自分なりの靴磨き方法を完成させようと試行錯誤し、現在は13年ほどになっております……。

そして辿り着いた靴磨き方法は、ハッキリ言って、手間かかります。面倒くさがって手抜きする事もあるのですが、いざ気合入れて行うとなると、本当に時間がかかります。僕の手際が悪いだけかもしれません。(僕は半端じゃなく不器用です)

僕の靴磨き方法を手順ごとに書いてみましょう。基本的に、雑誌やネットなどで紹介されている方法とあまり変わらず、目新しい点はないのですけどね……。


1:ブラシでアッパーの埃を払い落とす。


2:アッパーを水拭きする。


3:ステイン・リムーバーを用いて、アッパーの汚れや、前回塗った靴クリームの蝋分を落とす。


ステイン・リムーバーを使う前に水拭きする理由は、水によって汚れや蝋分を浮かし、洗浄効果を高めるためです。ステイン・リムーバーをはじめとするクリーナーには賛否両論ありますが、使わないでいると蝋分が落ちないせいでしょうか、靴クリームの入りが悪いため、僕は使っております。
ただ、ステイン・リムーバーは強すぎると言う評判を聞いてからは、水で半分に薄めてから使用しています。半分に薄めても、洗浄効果は十分にあります。もちろん、ステイン・リムーバーは時間の経過とともに成分が分離しますから、かき混ぜながらの使用です。

そして、上記の方法でも、まだクリーム(ワックス)が残っていると思われる場合は、サドルソープで洗浄します。

汚れ落しには、ニュートラルのクリームが革に良いとも聞き、実際に試した事もありますが、どうもただクリームを上塗りしている感が否めず、止めました。

別メイカーのクリーナーや、テレピンオイルも良いとも聞きますが、まだ使った事がないんですよねー……。こちらもいずれ使ってみて、効果を確認してみたいですね。


4:ソールの汚れをヘラを使って削ぎ落とす。

もちろん、これだけではソールの汚れは落ちません。まずは大雑把に砂や泥を落とすのが目的です。


5:ソールとコバの汚れを落とす。

この汚れ落としには、僕はエタノールを4・5倍ほどに水で薄めたものを使用しています。エタノールの割合が多すぎると革を傷めるため、僕としては4・5倍ぐらいが丁度良いと感じました。

なお、このエタノールの希釈液、アッパーに試した事もあったのですが、やはりアッパーはソールやウェルトと比べて繊細なため、不向きです。もし使うとすれば、ベルルッティのパティーヌでシャンペンを使うのと同様、鏡面仕上げ時にワックスを伸ばす時だけ、使えば良いと思います。

ちなみに、そのエタノールの希釈液や、上記の水で薄めたステイン・リムーバー、または鏡面仕上げ用の水は、こんな↓小カップに入れて使用しています。

靴磨き用カップ

このカップ、地元のケーキ屋さんの、プリンが入っていたカップです(笑)。

これでようやく、靴のクリーニング終了……。いよいよ磨きに入りますが、何足もやっていると、ここまででも結構時間がかかっているので、僕は大抵、以降の作業は翌日に持ち越しです(笑)。


6:アッパーを水拭きする。

まずは固く絞った布で、アッパーに湿り気を与えます。革をふやけさせて、靴クリームの浸透性を高めるのが目的です。何でも、水で濡らす事により、革の毛穴が開くそうですね。
これはブリフト・アッシュ代表の長谷川裕也さんも、よく雑誌等で紹介している手法ですね。


7:アッパーに乳化性の靴クリームを塗る。

僕の場合、ペネトレイトブラシは使わず、綿100%の布を指に巻きつけて塗っております。ペネトレイトブラシも良さそうなのですが、クリームをたくさん取りすぎちゃいそうなのと、各色ごとに買い揃えるのが面倒なので(笑)、布で塗っています。


8:ブラシをかける。

ハンドルタイプのブラシを使います。塗ったクリームのムラをなくすのと、クリームをより、アッパーに馴染ませるのが目的です。


9:コバにクリームを塗る。

面積が小さい部分のため、塗り辛くて面倒だし、光沢が出るわけでもないので、つまんない……。
また、高級靴でも、中には本革ではなく、圧縮ボール(パーティクル・ボード?)をウェルトに使用しているのもあるので、その場合、クリーム塗る意味がどこまであるのかな?と思ったりもします(笑)。


10:コバにもブラッシング。


11:ソールにソール用オイルを塗る。


ここでいったん、作業終了です。塗ったクリームを革に浸透させるため、半日以上放置します。以降の作業は、翌日です。


12:クリームを塗った箇所に、仕上げの乾拭き。

もちろん、表面に残ったクリームの除去が目的です。


13:トウにワックスを塗る。

要するに、鏡面仕上げの準備です。僕は大抵、トウだけに行うんですが、気が向いたら、アッパー全面に鏡面仕上げをする時もあります。その場合は、7の時に乳化性クリームではなくワックスを塗り、13・14を飛ばして、15に入ります。

なお、僕の場合は基本的に、鏡面仕上げはクロームなめしのカーフかコードヴァン、またはベルルッティだけにしか行いません。タンニンなめしの革は風合いを活かしたいので、ワックスによる人工的な輝きは避けたいんですよね。


14:ワックスを塗った箇所にブラッシング。

8と同様、ワックスをアッパーに馴染ませるのが目的です。


15:湿らせた布を指に巻きつけ、わずかにワックスを取り、鏡面仕上げを行う。

布が乾いてきたら、またわずかに湿らせます。鏡面仕上げ独特の輝きが出てきたら、終了です。


長い!




長い、長すぎますね。正直、めちゃくちゃ疲れます。

と言いますか、テキストそのものも長すぎますね。読むのも疲れますね。うん、そうですね。

たかが靴磨きに、なぜこんなに手間隙をかけなくてはいけないのかと、常に自問自答しております。ついでに、たかがWeblogに、なぜこんなに長文を書いてるんだと、いつも自問自答しています。でも、このくらいやらないと気が済まない、自分がいたりします。

たかが靴磨きにこんなに時間をかけている自分、ちょっとカッコ悪い。

そう思ったりもします。これがお仕事なら良いのですが、僕はただの趣味ですからね……。

もっとも、僕も毎回、こんなに手間をかけているわけではありません。鏡面仕上げ、僕はたまにしかやらないですし、必ず行うのは、1・2・3・6・7・8・12ぐらいでしょうか。

コバのケアは3回に2回ぐらいの割合で、ソールのケアは1~2年に一度ぐらいの割合です。いずれ修理で取り替える部分ですから、それほど神経を使わなくても良いかなと思っています。

あと、僕の靴磨きのペースは、半年に一度くらいですが、時間が取れない場合は、それ以上期間が空くのも珍しくありません。でも革の状態を見ると、3・4ヶ月ほど経ったら、結構乾燥が進んでいるんですよね。できれば5ヶ月目あたりには、クリームを入れたいところです。

しかし、この靴磨き方法が果たして正しいのかと言われれば、正直僕は、自信を持って「はい」とは言えません。

こちら↓は、磨き終えてからすぐの、クロケット&ジョーンズのホワイトホールです。12年ほど履いております。

クロケット&ジョーンズ・ハンドグレイドライン、ホワイトホール

我ながら、良い光沢出していますよ~。トウなんて艶々ですよ。

でも……、靴好きとしてお恥ずかしくもあるのですが、こちら↓をご覧下さい。

クロケット&ジョーンズ・ハンドグレイド・ラインのクラック

クラック(亀裂)が入っちゃっているんですよねー……。靴に対して申し訳ないですし、靴好きなだけに、ショックは甚大です……。このクラック、去年の終わりごろに入ってしまいました。しかも、靴マニアを自称していて、本当にお恥ずかしい限りなのですが、クラックが入ってしまったのは、これだけではないのです。

僕にとって記念すべき、人生初の高級靴のクラックは(わあ)、チャーチのマスタークラス、イブセンでした。

チャーチ・マスタークラスのクラック


6年ほど前に1本だけ入ったクラックが、その後、すぐに3本に増え、やがて現在では4本になっております……。嗚呼、チャーチ、情けない持ち主ですいません。

チャーチ・マスタークラスのクラック

さらに、最初は左足だけにしか入ってなかったクラックが、上記画像のように、現在は右足にも入っております。

そして昨年には、ホワイトホールだけでなく、エドワード・グリーンのチェルシーにもクラックが入ったんですよねー……。貴重な旧工場製エドワード・グリーンなだけに悲しいですし、世界中の旧工場製エドワード・グリーンファンの皆様にも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

エドワード・グリーン製マスターロイドのクラック

エドワード・グリーン製マスターロイドのクラック


エドワード・グリーンについては、去年の半ば頃でしょうか、両足とも入りました。

僕がクラックを入れてしまった靴は、以上3足です。自分が好きな靴がこう言う状態なのは、やはり心苦しいので、近いうちにブリフト・アッシュさんなり、かわごしさんなりで、クラック補修をお願いしようかなと思っています。もう手遅れかもしれませんけど……特にエドワード・グリーン。

靴磨きの手法が、果たして本当に正しいのか、10年ほど履いて、初めて間違いに気付いたりします。靴磨きの難しさと奥深さです。

今はクラックが入ってない他の靴だって、今後はどうなるか分からないですし、正直、数年後は怪しい靴もいくつかあります。

僕だって靴好きになった当初から、色んな靴磨きのマニュアルを読んで、「この磨き方が良いのだろう」と思いながら、靴磨きを行っていたんです。上記の僕の靴磨き方法も、雑誌やネットで紹介される方法と、さほど変わりはありません。それでも、このようなクラックを入れてしまいました。

一体何が原因だったのでしょうか?おそらくは、ワックスの厚塗りです。厚塗り自体も良くないのに、その後、しっかりワックスを落としてなかったのもまずかったです。

あとお恥ずかしい事に、僕、5・6年ぐらい前までは、靴磨きの際、持ちやすいがために、シュー・トゥリーを入れないで行っていたんですよね……。これも悪かったと思います。履き皺の部分に、クリームや汚れが堆積する一方ですから。もちろん今では、必ずシュー・トゥリーは装着して行っています。

ただ、以上もあくまで推測であって、クラックの本当の原因は別かもしれません。他にも理由はたくさん考えられます。ステイン・リムーバーの使用、雨での使用、靴磨きの少ない頻度、革質、または革の特性そのもの……。

あくまで僕の判断ですが、カーフの場合、タンニンなめしよりクロームなめし、アニリン仕上げより顔料仕上げの方が、クラックが入り易い気がするのですが、どうでしょうか。要するに、なめしや仕上げの時間が短いカーフほど、クラックが起こりやすいように思います。もちろん、手入れ次第でどうにでもなるのでしょうけど……。

クラックが入ったとしても、その明確な理由が分からない。靴磨きって本当に難しいです。

また、僕は靴磨きの際、撫でるくらいの力加減で、クリームを入れたり、クリーナーをかけたりしているのですが、千葉尊さんや松室真一郎さんをはじめ、圧力をかけて磨いている方もいます。このご両名のような、靴クリーム「擦り込み式」は、80年代以前の日本の靴磨き屋さんでは、割と用いられていた手法とも聞きます(裏は取ってないです)。

僕としては、力を入れると単純に革を傷めそうだと思い、撫でる程度の力で磨いているのですが、擦り込み式の方は、圧力をかけないと、靴クリームが内部まで浸透しないと仰います。また、ただ擦るにしても、その力の入れ方に、隠されたプロの技術があるのかもしれません。

クリームを入れるにしても、正しい力加減が不透明。ここも、靴磨きが難しい点です。

僕は自分のサイトにて、かつては「Shoe Care」のページを設けていたのですが、数年前に取り払いました。シューケアについて、僕のサイトよりもはるかに詳しい本、サイトが増えたのが一番の理由ですが、他の理由としては、靴磨きについて、あまりに不明確な点が多すぎ、下手に手法を公開するべきではない、とも考えたためです。

僕も色々試行錯誤して、現在では上記のような靴磨き方法に落ち着いていますが、僕の所有する高級靴はこう言う状態のため、僕の靴磨き方法は当てにしないで下さい。と言いますか、上記方法をお読みになられて、何か良きご助言がございましたら、お願い致します。

僕は13年試行錯誤しましたが、まだ靴磨きの正解が分かりません。そしておそらく、今後もどんどん分からない点が出てくると思います。僕の頭が悪いだけかもしれませんけどね。

そう思いを巡らす一方で、別の現実も感じたりするんですよね。

僕、靴好きになったばかりのころ、某テイラーさんに、どう靴磨きをしているのか、聞いた事があるんです。

「私はたまにデリケイト・クリーム塗るだけですよ~。面倒くさがりなんで……」

このあっさりした答えが、実は一番の正解な気がします。

クリーム塗ったり、ステイン・リムーバーかけたり、ワックスかけたり、革に手をかけてばかりいるより、デリケイト・クリームだけ塗っていた方が、革の負担はずっと少ないように思うんですよね。

ご存知のとおり、デリケイト・クリームは革の馴染みが非常に良く、保革には抜群の効果を示すクリームです。蝋分も少ないため、革に余計なコーティングもされず、クリーナーをかけないでデリケイト・クリームを上塗りしても、問題ないでしょう。しかも、伸びも浸透性も良いため塗りやすく、力加減も気にする必要ありません。ますます手間要らずです。

革が乾燥してきたら、埃を払って、デリケイト・クリームを塗る。それだけで十分じゃないでしょうか?(埃を払った後、水拭きぐらいはした方が良いかも)

もちろん、コバもソールも、そしてコードヴァンも、デリケイト・クリームだけでOKです。

もし汚れが気になっても、水拭きで大抵落ちますし、それでも落ちなかった時だけ、サドルソープをかければ良いんです。

ただ、デリケイト・クリームだけだと、やがて色が抜けていきます。そこで、着色させる時だけ、やはり革にソフトなディアマントを使用。ディアマントで合う色がなければ、天然成分だけで構成されたサフィールが良さそうですね。特にサフィール・ノワールのクレム1925。

もっとも僕、デリケイト・クリームだけで手入れし続けた事もないから、これも絶対正解とも言い切れなかったりして(笑)。

デリケイト・クリームだけだと光沢が出ないとも言われますが、実際のところは、それなりに良い革であれば、鏡面仕上げほどではなくとも、相応に光ります。

それに、デリケイト・クリームだけでも、かなり光る革と巡り合ったら、その素晴らしい上質感に、鏡面仕上げをするのがもったいなく思います。

「靴磨きの正解が分からない」と前述しましたが、結局はややこしく考えすぎて、難しくしてしまっているだけです。

そうだよな、僕。分かってるよな、僕。

保革だけ考えればいいんです。保革をしっかり行えば、革は自ずと、良い風合い、良い光沢を発してくれます。と言いますか、靴磨きとは本来、保革が主目的であって、光沢は副産物のはずです。

靴磨きとは、実はシンプルで、とても簡単。

な気がします。

もちろん、靴磨きを生業とするプロの方なら、保革、艶出し以外にも様々な技術が要求されますから、そうたやすくはいかないのでしょうけど……。

今回、僕は靴を全部磨き終えたら、次回はデリケイト・クリームだけで済ませようかな。

しかし、それが正解の一つと思いつつも、まだまだ手間のかかる方法も続けるんだろうなー、僕は……。

だって、こんなに買った靴クリーム、しっかり全部使いたいじゃん(笑)。

靴クリームボックス

三段重ねで入っております。ワックスもこんなにあります(ワックス以外も入ってますけど)。僕はたまにしか鏡面仕上げをしないので、おそらく、一生かかっても全部使い切れないでしょう。と言いますか、入手してからまだ一回も使ってないワックス、いくつかあるし(笑)。

ポリッシュボックス

それに、まだ使った事がない靴の手入れ用品、使ってみたい気持ちもあるので、靴の手入れ用品も、まだまだ買い続けると思います。僕は靴ケア用品会社の、絶好のカモです。とは言っても、前述したエタノールの希釈液と同じ、または類似品と思われる品は、買わないでしょうけど……。

本当、デリケイト・クリームだけで簡単に済ませる境地に達したいんですけど、果たしてそれはいつになるのでしょうか……。

僕、小学2年生の時、「ミクロの世界が見たい」と言う漠然とした理由で、顕微鏡を買ったのですが、ほとんど使わないまま捨ててしまいました。しかし、今思えばとても後悔です。顕微鏡で、靴クリームの粒子や革の繊維が見たいよ~。




【靴メンテナンス関連記事】
靴オタクだから「靴磨きは難しい」と言うのであります
KIWI各種
靴オタクにとってのシュー・トゥリー
ニュートラルの靴クリーム
「靴磨き」と「靴のお手入れ」と「Shoe shine」と「Shoe care」と
・マレーシア製KIWIとシンガポール製KIWI
・Shoe care goods of TONINO and Ralf Poppe in Köln(ケルンのトニノのシューケア用品とラルフ・ポッペ)
・If holding a shoe shine contest in Japan,,,,,,(もし、日本で靴磨きコンテストを開催するなら……)

Comment

クラック、ご愁傷さまです。お察しします・・。
編集
ご無沙汰しております。クラック、ご愁傷様です。というか、まったく他人事ではないのですが・・。私の靴も同じような状態のが数足ありまして、もうどうしようもないと気にせず履けなくなるほど割れまくるまで履くことにしています。
山下さんの旧グリーン、購入されたときから存じていますので(実物を拝見したことはないけれど)切なさが伝わってきます・・。
2011年06月16日(Thu) 22:03
Re: クラック、ご愁傷さまです。お察しします・・。
編集
>カッタウェイさん
ご無沙汰しております!カッタウェイさんもクラックが入ってしまったのですね……。靴好きとして、本当に気落ちしますよね。なまじ履ける分、クラックを見るのが辛いです……。でも僕も、この状態でも何とか履いております(笑)。
あと、この旧エドワード・グリーン、"例の"旧グリーンではなくて、あの後、また別に購入した物なのです~。"例の"旧グリーンは今も元気なのですが、一部分に深い皺があるため、この皺が将来クラックになってしまうのか(わあ)、心配で仕方ありませぬ~。ケア方法、気をつけますっ!
2011年06月17日(Fri) 06:35
クラック
編集
こんばんは。ご無沙汰しております。
靴磨き術、大変勉強になりました。これだけ丁寧にやっていれば相当に時間掛かりますよね。
デリケートクリームのみの方が革にとっては良いのではないか、という点は私も前々から思っていました。でも、それだけだと光るようになったという実感が得られず、靴磨きの楽しみが半減しそうです。靴のためにやっているのか、楽しみのためにやっているのかということかもしれませんね。
それから、チャーチのヒビは確かにクラックという感じがしますが、ホワイトホールやチェルシーのものは私には皺の一部程度に見えてしまうのですが、これもクラックというのでしょうか?この程度のものは私の靴のいくつかにも入っていますが、全く気にせずに履いておりました(苦笑)。
しかし、グリーンやマスタークラスは既製靴の中では最高レベルの革を使っていると思うのですが、手入れをしていてもひび割れてしまうとなると良い革の基準て何なんだろう?と考えてしまいます。長年の疑問として(大袈裟)、シューケアということに関しては欧米より、日本の靴好きの人の方が余程気を遣っているように思えるし、欧米の人はイギリスの諸サイトを見ても基本はブラッシングとクリームの上塗りという、伝統的かつ、かなり適当なケアしかしていないように思われるのですが、そうすると、この単純なやり方が実は革のためにはよいのか、それとも単に多少のクラックなど気にしていないのか・・・まあ、常識的に考えて後者の方なんでしょうね(笑)。
長々と失礼しました。
2011年06月25日(Sat) 00:30
Re: クラック
編集
>羊ぬけさん
ご無沙汰しております!仰いますとおり、デリケイト・クリームだけだとあっさり終わってしまって、靴磨きした充実感に欠けたりするんですよね(笑)。僕の手間隙かけた靴磨きは、ただの自己満足な気がします~。
ホワイトホールやチェルシーのクラック、画面越しのため分かりにくいと思いますが(特にホワイトホール)、明らかに革が裂けているのですよ~。最初は皺だったのが、履いていくにつれ、やがてクラックになりました……。このクラックの原因は、革質のせいではなく、高い確率でワックスの厚塗りだと思っております。ワックスを厚く塗りすぎていた順に、クラック入っておりますから(笑)。よく言われる事ではありますが、屈曲部のワックスは要注意と、改めて勉強させられました……。クラックが入ってない箇所は味わい深い光沢が出ているだけに、なおさらクラックを見ると悲しくなります。
本当、仰いますとおり、欧米よりも日本の靴マニアの方が、靴磨きへの探究心は旺盛に見えるんですよね。欧米では、乳化性クリームも使わず、ワックスだけでOKと言う方も珍しくないですし。靴にそれほど神経配る必要はないと、高級靴も嗜好品ではなく、ギアとして割り切っているのだなーと感じます(笑)。
2011年06月25日(Sat) 17:21
編集
はじめまして。
(実は2001年頃、今はなき代官山の山長でK山店長に紹介していただいて、ご挨拶はさせてもらったことはあるのですが、覚えてらっしゃらないと思います(笑)。当時は珍しかった、同年代の靴マニアです。)

クラックなんですが、ひょっとしたら水を使いすぎているのが問題なのかもしれません。

確かに、水を使うとクリームの入りが良くなりますし、適度の使う分にはよいのですが、水でふやけた革が乾燥するときにある程度負担がかかるのではないかと思います。
革が、水で膨張→感想で収縮するので、その繰り返しにより、ただでさえ負担のかかる屈曲部の繊維が脆くなってしまうのではないでしょうか。
全くの私見ですが…。

我々、R&Dに靴磨きを教えて貰った世代としては、靴に水を使うのは常識ですが、使い過ぎも良くないのかなと。

ちなみに、私は、ツヤが出にくくなったと感じたら、クリームを重ね塗りし、2~3回重ねたら、次のケアの時にリムーバーでそれを除去し(多少残っててもきにしません)→デリケートクリームかディアマントを塗り→サフィールの乳化性等で仕上げてます。
2011年07月05日(Tue) 19:30
編集
>赤い水性さん
はじめまして!以前にお会いされているのですね!01年頃にそのお店でご紹介頂いたとなれば、何となく覚えがございます……。たしか、お二人でご入店された方ではないでしょうか?

仰いますとおり、R&Dさんから水の重要性、学びましたよね(笑)。そしてクラックは、水が多すぎるのが原因との事、頷けるお話であります。乾燥して硬化した革、確かに負担がかかっているように見えます。濡らして→乾燥を何度も繰り返していると、良くなさそうですね……。適量を見極めるのが肝心のようですね。濡らした時の革の状態、注意を払いたいと思います。

ご助言、どうもありがとうございました!
2011年07月06日(Wed) 11:59
ご挨拶
編集
始めまして。
僕も靴マニアから今、靴磨きの世界へ足を踏み入れようとしてます!
まさにあれこれ試行錯誤の状態で試してます。(まだまだ素人レベルですが)
山下様の本文は今の自分とダブルところが有り、初めてこのような場でコメントを書きました。
突然ではありますが、今後ともよろしくお願い申し上げると共に、今までの靴磨きに関する経験を教えて頂きたく思います!
2013年01月16日(Wed) 04:50
編集
中村さん、はじめまして!山下大輔と申します。

僕も靴磨き、試行錯誤続きです(笑)。この記事の後も、靴磨きについて思うところを書いたりしておりますので、よろしければ、下記の記事もご覧になってやって下さい。

http://daisukeyamashita.blog28.fc2.com/blog-entry-409.html

http://daisukeyamashita.blog28.fc2.com/blog-entry-459.html

僕の方こそ、どうそよろしくお願い致しまーす。
2013年01月17日(Thu) 00:14
編集
はじめまして。ブログは以前より拝見してましたが、書き込みは初めてです。
 革のひび割れの原因、サドルソープのせいかもしれませんよ。
石鹸はかなりのアルカリ性なので、弱酸性であるべき皮革を中和、もしくは酸化してしまうそうです。
参考(ご存知のページでしょうが)
http://blog.livedoor.jp/veg_tan/archives/51093254.html

 初めての書き込みで失礼かもしれませんが、お許しください。
 またブログ楽しみにしています。
2013年08月31日(Sat) 22:34
編集
うのさん、はじめまして。サドルソープ、実は革に良くないと、べじたんさんのBlogをはじめ、しばしば語られますよね(笑)。

ただ、僕のクラックが入った靴については、どれもクラックが入るまで、サドルソープを使用した事がないのですよ~。ですので、僕のケースについては、サドルソープは無関係でございますです。
クラックが入った後に、「まだワックスが残っているのでは?」と、サドルソープをかけた事はございます(笑)。
2013年09月01日(Sun) 15:01
編集
 
山下大輔さん、返答ありがとうございます。うのです。
 そうですか、サドルソープは原因ではないみたいですね。
 知ったかぶりしてすみません。
 でも、手入れされている靴なのに、皹というか、皮が裂けるのは、原因が分からないだけに怖いですよね。
 所有してる革靴(含む安物)は幸い今のところひび割れは無いですが、ちょっと心配です。
 今、実験というか、海外無名メーカー製の茶革の靴(屈曲部の皺が沢山あり。かわいそうですが実験台に
 なってもらってます。)を、KIWIのブラウンのみで手入れしています。
 一年ほどたちますが、今のところ皹は発生していないです。
 革の手入れには、不明なことが多いですね。
 初めての書き込みで長々と失礼しました。
 またよろしくお願いします。
 
2013年09月01日(Sun) 18:13
編集
うのさん、実験台の靴、今後の手入れについて、大きい参考になりそうですね~。革の限界を知るには、何足かクラックを作ってみないと分からないのかもしれません(笑)。

僕の方こそ、どうぞよろしくお願い致しまーす。
2013年09月02日(Mon) 15:35
参考にさせていただきます。
編集
はじめまして。
僕も最近ブーツを買いお手入れについて調べていましたら、本サイトにたどり着きました。
これを読みブラッシングと乾拭きだけで手入れをしようと考えています。
一つ質問がありましてデリケートクリームは保湿ができ、上塗りをしても問題ないとのことですが、デリケートクリームの塗りすぎによりひび割れが起こるということはあるのでしょうか。
またあまりどの状態が乾燥しているのかわからないため、目安になること(しわ、手触りなど)がありましたら、教えていただけるとありがたいです。
よろしくおねがいいたします。
2017年01月21日(Sat) 16:46
お答えしまーす。
編集
はじめまして。デリケイト・クリームを塗りすぎによるひび割れ、可能性がゼロではないですが、相当多めでもない限り大丈夫ですよー。
ちなみにお手入れはブラッシングと乾拭きだけでなく、定期的にクリームも塗ってあげて下さいね☆。
乾燥具合の判断については、乾燥して来たら、靴の艶が鈍って来ますです。アッパー革に瑞々しさがなくなってくる感じでしょうか……。シューケアを始めたばかりの頃は、乾燥具合が分かりにくいかもしれませんが、何度も手入れしていくうちに、だんだん分かって来ますよ~。
2017年01月21日(Sat) 21:06
No title
編集
デリケイト・クリームによるひび割れはまず起こらないと聞いて安心しました。
乾燥具合は瑞々しさですか。。。素人には判断が難しそうです(汗)。経験あるのみですね!
最後にもう一つ質問させてください。定期的にクリームを塗ったほうがいいとのことでしたが、これは本文に記載されているように補色のためでしょうか、それともデリケイト・クリームにはない栄養分が含まれているのでしょうか。
僕自身初めてのブーツですので、山下さんのように10年は難しいかと思いますが、なるべく長持ちさせたいです!
よろしくおねがいします。
2017年01月21日(Sat) 23:00
No title
編集
定期的にクリーム……と言うのは、乳化性クリームとデリケイト・クリーム、双方を含んだ意味でした(笑)。
ただ、デリケイト・クリームだけの手入れでも問題はないですが、乳化性クリームには蝋分が含まれているため、その蝋分が革をコーティングし、革から油分が飛ぶのを遅らせ、革に防水性も与え、そして、蝋分が光沢も放ちます。もっとも、その蝋分が多すぎると(つまり塗りすぎると)、クラックの原因になるのでご注意下さい。そして、油性ワックスは乳化性クリームよりも蝋分が多いため、光沢や防水性も高い分、クラックの発生原因にもなりやすいわけですね。

デリケイト・クリームは蝋分がわずかな分、革に優しいですが、そう言ったコーティング機能には乏しいですー。そして、乾燥すると、もちろんこれもクラックの原因になるのでご注意下さい。

長々と書きましたが、普通に手入れしていれば10年は持ちますよー☆。あと、やはり革靴に雨は大敵なので、これもご注意下さい。かなりの雨に打たれた後は、しっかり乳化性クリームを塗ってあげて下さーい。
2017年01月22日(Sun) 00:46
No title
編集
ありがとうございます。
蝋分は光沢のためだけだと思っていましたが、革を守る意味合いもあるんですね。
まずは長持ちさせることを目標としていたため、デリケートクリームだけで十分かと思っていましたが、そうでもないんですね。早速乳化性クリームも買いに行こうと思います!
グッドイヤーウェルトのブーツなので、なんとか10年目指して頑張ります。
またわからないことがあれば教えてください。
よろしくお願いいたします。
2017年01月22日(Sun) 15:43
No title
編集
デリケイト・クリームも乳化性靴クリームもそれぞれ特徴がありますから、使い分けしながら靴磨きをお楽しみ下さーい。10年磨き続けた時は、自分だけの一足に育ち上がってますよ~☆。
2017年01月22日(Sun) 18:04












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