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モカ・マタリを2杯

少し前に購入した、スペシャリティ・コーヒーのモカ・マタリがあまりに美味しくて、今日は2杯飲みました。

ワインのような深みのある酸味、芳醇なコクが口の中でとろけます。もったいなさすぎて少しづつ飲んでいたのですが、今日は止まりませんでした。

これで、手持ちのモカ・マタリはなくなりました。また買いに行かないとな……と言いたいところですが、これほどのモカ・マタリ、もう再び出会えるかどうか分かりません。

モカ・マタリそのものは、もちろん、色んな珈琲豆屋さんで売られているのですが、"本当に"美味しいモカ・マタリはそうそうあるものではないと、今回の経験で分かったのです……。

これまで、僕は何度か、地元の珈琲豆屋さんでモカ・マタリを買っています。そのお店では自慢のモカ・マタリだそうで、やはり価格も、他の豆と比べて高いんですね。

しかし、いざ飲んでみると、価格ほどの美味しさが感じられません。

それ以外のお店でも、何度もモカ・マタリは飲みましたが、やはりその味わいには疑問符がつきます……。

これまでの経験ですと、僕はモカ・マタリより、モカ・イルガチェフの方が味に驚く事が多かったです。特に2年前のミスティバレーには感動しました。

モカ・マタリって、価格ほどの価値はないよな……。

それが、これまでの結論でした。

しかし!

そんな僕の概念が打ち払われたのが、今年、LCF系列のお店で購入した、モカ・マタリです!正式名称は"バニーマタリ"と言うらしいですね。精製方法はナチュラル。モカ・マタリとは、こんなに美味しいものだったのか!と。

さらに、これほど美味しいモカ・マタリながら、価格もそれほど高くありません。モカ・マタリですから、絶対価格は高いのですけど、他店とほぼ同じです。

地元の珈琲豆屋のモカ・マタリは100g900円。バニーマタリは100g840円。

むしろ、なぜか少し安いくらいなのですが、その味わいたるや段違いです。もう地元の珈琲豆屋さんで、少なくともモカ・マタリは買えません。

「素晴らしい珈琲豆が入荷しますよ。楽しみにしていて下さい」
「何の豆ですか?」
「日本では、昔から高級品で知られる、三種類の一つです」
「高級な珈琲……まず一つは、ブルー・マウンテンですよね。あとはハワイ・コナ……」
「そう、その二つです。あともう一つです!」
「うーん、何でしょう?ちょっと出てこない……」
「イエメン・モカです!」
「あっ、モカ・マタリ!」
「そう、正真正銘のイエメン・モカです。楽しみにしていて下さい!」

僕が普段利用している、LCF系列の珈琲豆屋さんにて、そんな会話がなされたのが、今年1月の事。以前にこのお店で購入したハワイ・コナも素晴らしかっただけに、非常に楽しみにしておりました。

そして、その豆が届いたのが1月下旬、期待を裏切らない、素晴らしい出来でした。

さらに今月になって、再びお店に行ってみたら、まだバニーマタリがありましたので購入したんですね。

「どうして、同じモカ・マタリで、こんなに他のお店と違うんですかね?」

そのお店で聞いてみました。

「はっきり確認したわけではありませんが、一般に流通しているモカ・マタリは純粋なイエメン・モカではなく、エチオピア・モカが混ぜられてる可能性が高いです。でも、このモカ・マタリ(バニーマタリ)は違います。出所がしっかりした、正真正銘のモカ・マタリです」

混入について裏を取ったわけではありませんが、これほどの味の差を見せ付けられては、その可能性は大いにありえます。

そして、これほどのモカ・マタリと、次に出会えるのはいつだろうと、寂しくなるのも確かです。珈琲は農作物だけあって、その年ごと出来に差があり、際立って良い物は、そうそうお目にかかれないと、珈琲道を歩み始めて6年目の現在、ようやく分かってきたのです……。

そして気になるのは、これほどのモカ・マタリ、珈琲の本場である欧州にはあるのでしょうか。

今のところ、本当に美味しい珈琲と、欧州で巡り合った事のないのですが、それも確かめに、また欧州に行きたいですね……。

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