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2011年もよろしく

CATEGORY靴・服飾
大晦日の夜、僕は手袋、ベルト、財布、名刺入れと言った革製品全般の手入れをしておりまして、さらにレザースニーカーであるカンペールの手入れもしました。

何しろスニーカーなので遠慮なく酷使するため、汚れもひどいです……。

まずはサドルソープで洗浄~。

この洗浄中に年が明けました。皆様、あけましておめでとうございます。

カンペール磨く前

こちら↑が洗浄後のカンペール。もう12年ほど履いてて、着用頻度も高いのでボロボロですよ。洗浄中、ついに「CAMPER」のラバー・プレートも剥がれちゃいました。

この↓ラバー・プレートが、

カンペールのラベル

ここ↓にくっ付いていたんですな(黄色矢印部分)。

カンペールのラベルが剥がれた跡

以前に一度、踵の修理もしておりますし、そろそろ限界なのかな~と思いつつも、まだ履きたいので、靴クリームを使って補色と栄養補給。今回はタピールのフレーゲクリームを使いました。

カンペール磨いた後

結構、良い感じでしょ(笑)。もうしばらく頑張ってもらいましょう~。

いい加減、捨てても良いのかもしれませんが捨て切れないのは、まず第一にもったいない事と(笑)、このカンペール、僕の04年11~12月にかけての欧州一人旅に履いて行ったのです。思い入れが半端じゃないので、おさらばできないのです。

04年11月24日、僕はポーランドのクラクフにて、深夜に男三人がかりで襲われましたが、ぬかるんだ雪道をグリップきかせて走り抜けてくれたのが、このカンペールです。逃げ切った頃には、カンペールは泥まみれ。それからも旅は続き、帰国した頃にはもうボロボロでしたが、僕にとってこのカンペール、旅の思い出が何よりも詰まった、大切な品となりました。そうおいそれとは捨てられませんよ……。

購入時から欧州の旅に出るまでは、その汎用性の高さで長らく一軍だったこのカンペールも、旅から帰って来た後は、近所のお店に行く時や、靴をとりわけ酷使しそうな時に履く事がほとんどです。2011年も現役でいてくれるかなあ……まだまだ頑張ってくれよ~!
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COMMENTS

2Comments

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サンタクルゾー

山下様、今年も宜しくお願いいたします。

私もカンペールの雰囲気が好きで、持っておりますが外側のくるぶしが当たるんですよね。ですので、週末に本当にタマ~に履くのみで、状態は良いですよ(笑)。

山下大輔

>サンタクルゾーさん
僕の方こそ、今年もどうぞよろしくお願い致します。

カンペール、ユニークかつ合わせやすくて、秀逸なデザインですよね~。僕もこの雰囲気が好きで、買いました♪
僕もこのカンペール、当初は小指付け根部分がすれて痛かったのですが(笑)、バネ式シュー・トゥリーを入れたら、アッパーが伸びたのか、履きやすくなりました(笑)。以来、手放せない一足となっております。