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再び、Wacker's Kaffee

CATEGORY珈琲
先日のドイツ旅行ですが、僕が楽しみにしていた一つに、珈琲がございます。

それで今回も、「Wacker's Kaffee(ヴァッカーズ・カフェ)」へ向かいました。

3年前に伺った際は、「それほどでもないな」とその味に落胆した僕ですが、たった1回で判断するのも良くないと思い、再挑戦してみたわけです。

まずはフランクフルト到着初日、お昼近くに行ってみました。ヴァッカーズ・カフェ本店は↓こんな感じです。赤矢印の箇所です。間口が小さいので遠目では分かり辛く、伺う際には注意が必要です。

ヴァッカーズ・カフェ

相変わらずの大盛況です。客足が絶えないどころか、常時行列ができております。

ヴァッカーズ・カフェ

こちら↓が飲み物の価格表です。どれも安いですね。

ヴァッカーズ・カフェの価格表

こちら↓は軽食の価格表。やっぱり安いです。

ヴァッカーズ・カフェの価格表


3年前、僕は普通の珈琲(Tasse Kaffe)を注文したのですが、今回はエスプレッソ(Tasse Espresso)です。この日は以前書いたとおり、足が痛くてたまらなかったので、店内で座って飲みたかったのですが、やはり満席でそうも行かず、外で立ち飲みです。

そして、立ち飲み客もこんなにいらっしゃいます!本当に大人気なのです。

ヴァッカーズ・カフェ


さて、エスプレッソの味ですが、なかなかいけます。実のところ、3年前に飲んだ珈琲はがっかりしたため、エスプレッソにもあまり期待はしていなかったのですが、こちらは奥深い味が感じられます。当然、量は少ないのですが、これで1.4ユーロだったら、飲む価値はあるなと思いました。

もっとも、僕は普段、エスプレッソをあまり飲まないので(ブラック珈琲ばかり)、それほど舌が肥えてなく、そのせいで、そう感じるだけかもしれません。

さらにフランクフルト最終日、僕はもう一度、Wacker's Kaffeeへ向かいました。目的は普通の珈琲……つまり、「Tasse Kaffe」の味を再確認するためです。

ヴァッカーズ・カフェ


幸いな事に、今回は店内の席が空いていたので、じっくり腰を据えて飲む事にしました。せっかくですから、お菓子も同時注文です。

ヴァッカーズ・カフェ

ヴァッカーズ・カフェ

さあ、ここの珈琲の味、3年の時を経て再確認です。


やっぱりダメだわ。


一言で言うと、苦いだけです。酸味も甘みも深みもまるでないです。インスタント・コーヒーと比べても、舌触りが良いだけで、味そのものは同レヴェル。いわゆるアフターもまるでなく、余韻もからきし楽しめません。

そうなると、お菓子です。なかなか見栄えは良いので、こちらに期待をかけてみます……。

全然ダメです。


スポンジもクリームも普通以下。何より苺が、硬くて酸っぱい。甘みに乏しい。

もっとも、Wacker's Kaffeeは値段も安いですし、淹れるのも機械抽出。あまり大きい期待をするのも酷なのかもしれません。日本の珈琲専門店の場合、ハンドドリップかサイフォンが当たり前ですし、価格も、珈琲とお菓子のセットで、1,000円以上はざらですものね。

僕が今回注文した珈琲とお菓子は、併せて4.3ユーロ。安いだけに、安いなりの味と割り切るべきなのかもしれません。

それに、僕がフランクフルトとヴィースバーデンで見た限り、珈琲をハンドドリップしているお店が見当たらないんですよね。全部機械。珈琲の味、全体のレヴェルが低いから、このお店にも人が集まるのかな?と言う気もします。
また、フランクフルトでは、スターバックスやイリーも目立ち、このWacker's Kaffeeみたいに、"雰囲気"があるお店も少ないですから。

Wacker's Kaffeeの珈琲レポートは、また次回に続きますです……。
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COMMENTS

6Comments

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ストパーテンパー(松本ーー!!)

こんばんは毎度失礼します。
大の甘党でコーヒーよりホットチョコ!
ブラックなんて考えもつかないストパーテンパです。

コーヒーの違いが分かる人にあごがれます。
かっこいいなあ~~!!

ドイツって世界1位の消費量なんですね!
ドイツ=ビール、ソーセージ、黒パン生活という、とんでもな思い込みしていました。
そこでミリオタの弟に聞いたら、
戦時中ドイツ兵は温かい珈琲に入れ込んで、
ソ連とイギリスは紅茶にこだわったとか?
「そんな事もしらんのか!!」となぜか怒られました…

  • 2010/04/26 (Mon) 18:55
  • REPLY

山下大輔

>ストパーテンパーさん
実のところ、僕もかなりの甘党です(笑)。珈琲にこだわりだしたのもまだ5年目でして、果たしてどれだけ味が分かっているか、定かではありません……。

ドイツは珈琲の国なのですが、現在ではチェーン店に駆逐されている印象を受けました。ソーセージも種類豊富で、なかかな楽しめますよ~!旧ソ連圏の紅茶、興味ありますので、一度は現地で試してみたいです!(笑)

YuMMi

残念ながら、私はコーヒーの味には疎いのですが…。

お菓子に関して言えば、日本とフランスが格段に美味しいと思います。他のヨーロッパ(ドイツ・オーストリア・イタリアetc.)を見ても、今様のお菓子には一歩足りない気がしました。それはそれで伝統の味として彼らは満足なのでしょうね。

  • 2010/04/28 (Wed) 10:43
  • REPLY

山下大輔

>YuMMiさん
日本とフランス!フランスでは僕、残念ながらあまりお菓子を食べた事がないのですよ~!やっぱりこだわり凄そうですね。是非試してみたいです(笑)!
日本のレヴェルの高さは仰るとおりかと思います。ハズレらしいハズレは、なかなか見当たりませんものね……。
ドイツ、オーストリア、イタリアは美味しいイメージがあるので、それらが日本より劣るとなると、ロマンが崩れてしまいますね(笑)。
僕が今まで行った国では、チェコが美味しいなと感じました!

この日記を読んで何なのですが、ハワイのお土産に、ライオン珈琲を買って来ました(^^;
味に鋭い内容でしたので、渡して良いのか、何なのか・・・・(^^;
まぁ~飲んで見て下さいませませ~♪
今から、お届けに行きますね~

  • 2010/04/29 (Thu) 14:10
  • REPLY

山下大輔

>嫁さん
ライオン珈琲、ありがとう~!ただ今、美味しく頂いております♪ライオン珈琲は初めてなので嬉しいです!(笑)
気を遣わせてしまって、すいません。