こんな離れ業をやってのけるのは僕ぐらいなものでしょうね
でも本当は、昨日帰って来る予定だったんです。
いえ、本当の本当は、一昨日帰って来る予定だったのかもしれません。
何が言いたいのか、さっぱり分かりませんね。
超極めて恥ずかしい事を、思い切って話しますとですね。
本当に馬鹿で馬鹿で仕方ないんですけど。
実は僕、
つまり、僕は21日の飛行機(22日到着)に乗らなくてはいけなかったのに、22日の飛行機に乗るものだと勘違いしていたのです。
いやあの~、
馬鹿ですね。
いえ、
馬鹿どころじゃないですね。
ハッキリ言って僕、こんな馬鹿、見た事も聞いた事もないですよ。
馬鹿なんて言葉じゃ生ぬるいです。
こんな超馬鹿者に、何か適切な言葉があれば教えて下さい。
超馬鹿者でも、まだ生ぬるいと思うんですよね。
22日、フランクフルト空港に行って、飛行機の予約券を見せたんです。
「これ、昨日の予約券ですよ」
想像を絶するショックを受けると、本当に目の前が真っ白になるんですよ。僕、生まれて初めての経験でした。
それでも何とか、フランクフルト空港の方が手配して下さって、その日の上海までの搭乗券は取れたのです。僕、上海経由の乗り継ぎ便だったので。
しかし、上海に到着したはよいものの、次の上海から成田までの空席がなくってですね。もし取れるとしたら、ビジネスクラスしかないとの事。
ビジネスクラスの当日券なんてべらぼう価格、万年貧乏な僕に買えるわけがありません。
それなら、上海に一泊してでも、翌日のエコノミー券の方が安くつくと言うお話で(それでも相当高いんだけど)、僕は上海で一泊した後、今日、日本に帰国したと言うわけです………。
こんなトラブルを起こしているぐらいですから、フランクフルト空港、そして上海の浦東空港では、かなり多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。
あの空港での僕の狼狽ぶり、第三者の視点で見たかったですね。一体どれだけ情けなくて、無様な姿だったのでしょう。
でも、空港のスタッフさん、特に浦東空港の皆様は、とにかく親切にして下さいました。
翌日の航空券の手配、上海に泊まるホテルの手配、日本への電話の方法、必要な物は走って買いに行ってくれたり……本当に、何から何までやって下さいました。
ただおろおろしているだけの僕に対し(←自分で何とかしろ)、どうしてこんなに親切にしてくれるのか不思議なくらいでした。
この場を借りて、お礼を申し上げます。心より、本当にどうもありがとうございました。おかげ様で、無事、日本に到着致しました。
僕が海外旅行に行くと、大抵、何かハプニングをやらかして帰って来るのがパターンですが、今回はその中でも最高級です。
今後の人生でこれ以上のハプニング、果たして僕はあるのかなあ………さすがにこれほどの超失態は、人生最初で最後にしたいです。
でも何となく、あと2回ぐらいやらかしそうな気がします。
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