「はじめの一歩」予想
とは言え、現在、連載マンガで欠かさず読んでいるのは、「はじめの一歩」、「あずみ」、「風雲児たち」だけです。全部立ち読みです。本屋さん、コンビニエンスストアさん、ごめんなさい。あ、でも「風雲児たち」は単行本全巻揃えております。
さて、そのうちの一つ、「はじめの一歩」ですが、この作品のラストは大分前にも書いたとおり、主人公の幕之内一歩と、ライバルの宮田一郎が、WBAとWBCの統一王者をかけて対戦、そして、一歩が勝利と予想しております。
現在は宮田一郎が、宿敵のランディー・ボーイJrと対戦しておりますね。
試合中、おそらく宮田は、父親と同様、利き腕をスウィッチされてカウンターの返り討ちに合うでしょう。しかし、父親と違って、そこから立ち上がり、死闘の末、勝利と予想します。
この試合で、ランディー・ボーイJrは死闘の果てに、死ぬなり、再起不能なりになるんじゃないでしょうか?
今週号の、含みを持たせた沢村の解説に、そう感じました。
そして、ランディー・ボーイJrを再起不能にしてしまった宮田は、その後の試合では、ランディーへの償い、弔いとして、より張り詰めた、鬼気迫るものになるんではないでしょうか?
宮田が、ボクシングに対して背負ってる物が、さらに重くなるわけです。十字架を背負っての戦いになるわけです。
その宮田を見て一歩にも緊張が走り、対戦の雰囲気は、より殺伐としたものになるんじゃないでしょうか。一歩も十字架背負っている相手に対し、相当な覚悟を持つのは当たり前ですから。
現在の一歩は、宮田への憧れが強すぎるあまり、宮田に勝つよりも、宮田と試合する事、それ自体が重要となっております。つまり、勝負事としてはぬるいんです。
宮田は一歩に負けたままで終わっていますから、次は勝とうと必死に来るでしょう。しかし、一歩は違うわけですね。宮田の執念に対し、明らかに一歩が劣っているのが実情です。
一歩対宮田は、いずれ必ず実現すると思いますが、現在ではモチベーションの違いで、試合を行っても、まず一歩が負けます。
確か鴨川会長も、似たような事を語っておりましたね。宮田のカウンターを食らって、気持ちよくダウンしてる姿が目に浮かぶわ、とか。
ただ、現在の宮田対ランディー・ボーイJr戦で、何らかの事件が起き、一歩と宮田、両者の気持ちに大きい変化が起こりそうな気がします。
そして、この壮大な作品がラストへ向けて、大いなる道が拓かれるのではないでしょうか。
幕之内一歩対宮田一郎は、言うまでもなく、この作品における堂々たるフィナーレ。それにふさわしい舞台を、ありとあらゆる面で用意しなくてはいけません……。
一歩対宮田が、今の今まで、こうも先送りされているのは、両者の関係、立場が、フィナーレにふさわしい状況になっていないと言う、作者の森川ジョージさんの判断だと思います。
以上、僕の、ただのマンガ予想でした。僕はマンガの展開予想が好きなのです。失礼致しました。
それにしても、「はじめの一歩」は面白いですね。僕が小学六年生の時に始まったこのマンガ、もうすぐ20年か……。
僕が好きな登場人物は、ヴォルグ・ザンギエフ、木村達也、小橋健太、ジェイソン尾妻です。
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