無印良品の下着と秀逸靴下
僕は無印良品の下着、靴下(も下着の範疇かな?)が好きなのです。安価ですし、色やデザインにもクセがなく(同時に欠点でもありますが)、品質もそこそこと、消耗品の選択肢としてはベストだと、個人的には思っています。
僕の友人がかつて運営していたサイトでも、「ippin(逸品)」として、セント・ジェイムスのバスクシャツやオールデンのチャッカ・ブーツ等とともに、無印良品の下着を取り上げておりました。
買った下着は、翌5日に早速おろしまして……。

4枚のうち、1枚は今履いているので、画像に映っているのは3枚だけです(笑)。
おろしたてのトランクスはゴムがキツイです。鳥山明先生が、「週刊連載はおろしたてのパンツのようにキツイ」と語っておりましたが、それをただ今、実感しております。週刊連載とは、こんなにきついものなのかと!
さて、無印良品では、かつて秀逸の靴下がありました。こちら↓です。

99年頃に購入した物です。ご覧のとおり、履き口がもう大分痛んでいてぼろぼろ、お見せするのが少々恥ずかしいのですが……(笑)。
この靴下、ダイヤ柄が足首にも入っているのがご確認頂けると思います。そう、フィフス(5th)・ダイヤです!
通常、アーガイル・ソックスと言えば、ダイヤ柄が4つのみですが、これは5つ入っているのです。フィフス・ダイヤにはどんな効果があるのでしょうか?履いてみると、つまりはこう言う事です……。

足首から甲にかけての部分……つまり靴下で、一番目に付きやすい箇所にダイヤ柄が見えますね。そう、オシャレ感がアップなのです!
「これが、キモなんですよ」
僕が「セヴィルロウ倶楽部」さんを訪問した01年秋にも、店主の野沢さんが、フィフス・ダイヤの良さを熱く語って下さいました……。
実際、僕が所有している靴下で、一番「オシャレな靴下履いてるね」と言われるのは、この無印良品の靴下です。
ただ、このフィフス・ダイヤのアーガイル・ソックス、残念な事に、無印良品ではもう廃盤のようです。僕の知る限り、21世紀に入った頃には、既になくなっておりました。
このフィフス・ダイヤは編むのに手間がかかるのか、ごく一部の高級靴下(ハリソンなど)でしか見られない仕様です。そんな珍しい仕様を、安価で出していたこの無印良品には、ただただ驚くばかりです……。
この靴下、僕は大分気に入っていただけに、かつては黒×白、灰色×白、紺×白と三足持っていたのですが、今ではこの紺×白が残るのみです。こちらももう寿命が近いだけに、大切に履いている現在ですが……無印良品さん、またこの靴下、販売してくれないかな………?
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