コンヴァースのオール・スターを愛用するマンガキャラ Part3
CATEGORY靴・服飾
「ブラック・エンジェルズ」の雪藤洋士、
「リトルコップ」の矢車弾、
「ミスター味っ子」の味吉陽一、
「ラブ&ファイヤー」の飛雄河炎、
以上4名が着用しているスニーカーは、コンヴァースのオール・スターである。
などと、僕はこれまで何度か書いてきたわけですが、今回はその続編です。こんな事、誰も気にしないんでしょうけど、僕は靴マニアとして、どうしても目が行っちゃうんですよ。ええ。
なんと先日、「オフサイド」の主人公、熊谷五郎がコンヴァースのオール・スターを履いているのを発見したのだっ!
「リトルコップ」の矢車弾、
「ミスター味っ子」の味吉陽一、
「ラブ&ファイヤー」の飛雄河炎、
以上4名が着用しているスニーカーは、コンヴァースのオール・スターである。
などと、僕はこれまで何度か書いてきたわけですが、今回はその続編です。こんな事、誰も気にしないんでしょうけど、僕は靴マニアとして、どうしても目が行っちゃうんですよ。ええ。
なんと先日、「オフサイド」の主人公、熊谷五郎がコンヴァースのオール・スターを履いているのを発見したのだっ!
絵を見ると、オール・スターの「☆」マークが外側に付いているのが気になるが(現物は内側)、まあ、作者の塀内夏子先生は、オール・スターという認識で描いたと考えて、ほぼ間違いないでしょう。
五郎が履いているのは、黒(紺かも?)のローカット。冒頭に書いた4名は、全員ハイカットの着用者なので、ローカット着用者の発見は、今回が初めてだ。
「オフサイド」は中学2年生の頃、我ながら飽きもせず、こればっかり読んでいたのですが、なんで今まで気付かなかったのだろう?
「オフサイド」と言えば、僕にとってのサッカーマンガの最高峰。
高校名を、”川高”、”ヨコナン”、”鹿児学”と略称で呼んだり、
ラインを割ったボールに対して、「マイボール!」と選手たちがアピールしたり、
ボールに対して「足があわない!」でシュートが遅れたり、
タイムアップ間際にやけくそでロングシュートを放ち、そしてそれが大きく外れるなど、
そのあふれんばかりのリアリティに、しびれにしびれたもんだった。
なんせこの当時は、「キャプテン翼」や「がんばれ!キッカーズ」、または「かっとび一斗」といった、”必殺技演出”のマンガしかない時代(僕はこれを「巨人の星」系と呼ぶ)。
そんな中、インサイドワークを随所に盛り込み、ストーリーを展開していくこの作品は(僕はこれを「ドカベン」系と呼ぶ)、非常に斬新であった。
特に驚異的だったのは、全国大会決勝戦の決勝点を、主人公意外のキャラが決めたことだっ!!!
これは衝撃と言うよりも、ほとんど革命。スポーツマンガの歴史が変わった瞬間だった。
これをいざ実行するのは、創り手にとって本当に勇気がいる事。それをやってのけた塀内先生は凄すぎるのである。しかも「週刊少年マガジン」と言う、超メジャー雑誌ですよ。
他にも、肩で肩を抑えて空中戦を制したり、
手をさりげなく伸ばして相手を懐に入れさせなかったり、
ディフェンスラインを上げてコンパクトサッカーを展開したり、
体を右に振りつつ左足によるドライブシュートなど、
本格的かつ高度な技術を見せてくれるのも、この作品の特徴です。
作中で、サミュエル・ロッシというイタリア人プレイヤーが、ランニング・ダイレクト・ヒールでゴールを決めるシーンがありました。この作品にしては随分とトリッキーなプレイだったのですが、それからわずか3年後、鹿島アントラーズのジーコ選手が、天皇杯の対東京電力(現ベガルタ仙台)戦で、これとほぼ同じ形でゴールを決めたのは驚いたもんです……。
「ブラジルでは、素晴らしいシュートは殿堂入りとして残るんだ。このシュートも残して!」
ジーコ自身も、確かそんな事を言って自画自賛した、素晴らしいゴールでした。
あ、気が付いたら、「オフサイド」の話題になっていますね。これについては書き出したら止まらないので、このあたりでやめておきましょう……。
ちなみに、この作品での名脇役、佐藤真悟が履いているのは、コンヴァースのワンスターです。色はオレンジとピンクの中間のような、かわいらしいパステル・カラーです。
五郎が履いているのは、黒(紺かも?)のローカット。冒頭に書いた4名は、全員ハイカットの着用者なので、ローカット着用者の発見は、今回が初めてだ。
「オフサイド」は中学2年生の頃、我ながら飽きもせず、こればっかり読んでいたのですが、なんで今まで気付かなかったのだろう?
「オフサイド」と言えば、僕にとってのサッカーマンガの最高峰。
高校名を、”川高”、”ヨコナン”、”鹿児学”と略称で呼んだり、
ラインを割ったボールに対して、「マイボール!」と選手たちがアピールしたり、
ボールに対して「足があわない!」でシュートが遅れたり、
タイムアップ間際にやけくそでロングシュートを放ち、そしてそれが大きく外れるなど、
そのあふれんばかりのリアリティに、しびれにしびれたもんだった。
なんせこの当時は、「キャプテン翼」や「がんばれ!キッカーズ」、または「かっとび一斗」といった、”必殺技演出”のマンガしかない時代(僕はこれを「巨人の星」系と呼ぶ)。
そんな中、インサイドワークを随所に盛り込み、ストーリーを展開していくこの作品は(僕はこれを「ドカベン」系と呼ぶ)、非常に斬新であった。
特に驚異的だったのは、全国大会決勝戦の決勝点を、主人公意外のキャラが決めたことだっ!!!
これは衝撃と言うよりも、ほとんど革命。スポーツマンガの歴史が変わった瞬間だった。
これをいざ実行するのは、創り手にとって本当に勇気がいる事。それをやってのけた塀内先生は凄すぎるのである。しかも「週刊少年マガジン」と言う、超メジャー雑誌ですよ。
他にも、肩で肩を抑えて空中戦を制したり、
手をさりげなく伸ばして相手を懐に入れさせなかったり、
ディフェンスラインを上げてコンパクトサッカーを展開したり、
体を右に振りつつ左足によるドライブシュートなど、
本格的かつ高度な技術を見せてくれるのも、この作品の特徴です。
作中で、サミュエル・ロッシというイタリア人プレイヤーが、ランニング・ダイレクト・ヒールでゴールを決めるシーンがありました。この作品にしては随分とトリッキーなプレイだったのですが、それからわずか3年後、鹿島アントラーズのジーコ選手が、天皇杯の対東京電力(現ベガルタ仙台)戦で、これとほぼ同じ形でゴールを決めたのは驚いたもんです……。
「ブラジルでは、素晴らしいシュートは殿堂入りとして残るんだ。このシュートも残して!」
ジーコ自身も、確かそんな事を言って自画自賛した、素晴らしいゴールでした。
あ、気が付いたら、「オフサイド」の話題になっていますね。これについては書き出したら止まらないので、このあたりでやめておきましょう……。
ちなみに、この作品での名脇役、佐藤真悟が履いているのは、コンヴァースのワンスターです。色はオレンジとピンクの中間のような、かわいらしいパステル・カラーです。
- 関連記事
-
-
Leonardo Bugelli and Ranfagni Gioielli in Firenze(フィレンツェのレオナルド・ブジェッリとランファーニ・ジョエッリ) 2017/01/02
-
「ヨーロッパ靴服風来行」改訂版を2月16日に発行 2016/02/20
-
Ryota Hayafuji in München and Theo Hassett in Melbourne(ミュンヘンの早藤良太とメルボルンのテオ・ハセット) 2017/05/30
-
Comolli and Aldo Smaniotto in Milano(ミラノのコモッリとアルド・ズマニオット) 2016/12/17
-
MATRIX and Elegance in Basel(バーゼルのマトリックスとエレガンス) 2016/10/16
-
電子書籍についてのお知らせ 2013/07/27
-