ツイードの里 ドニゴール州アーダラ
CATEGORYサイト更新報告
久々にサイトを更新しましたー!
「Shoes」ページの「服飾資料館」にて、ドニゴール・ツイードの特集ページを、一挙に4ページアップしました!4ページとも動画がございまして、音が出ますのでご注意下さい。
そして、ポール・スミスのビスポーク・スーツ、2度目の仮縫いの様子も、画像を一枚だけ追加致しました。
さらに、「靴談話録」にて、07年分のログを保存致しました~。
それで、アイルランドのドニゴール州 (County Donegal)ですが、こちら↓がその町並みの様子です。本当に小さい町です。

「Shoes」ページの「服飾資料館」にて、ドニゴール・ツイードの特集ページを、一挙に4ページアップしました!4ページとも動画がございまして、音が出ますのでご注意下さい。
そして、ポール・スミスのビスポーク・スーツ、2度目の仮縫いの様子も、画像を一枚だけ追加致しました。
さらに、「靴談話録」にて、07年分のログを保存致しました~。
それで、アイルランドのドニゴール州 (County Donegal)ですが、こちら↓がその町並みの様子です。本当に小さい町です。

こちら↑も、こちら↓も、ドニゴール州ドニゴールの中央広場、"ザ・ダイアモンド"周辺です。

小さい町なのですが、観光客が多いため、車の数は結構ありますね。
そしてドニゴール城↓。アイルランドのお城は荘厳ながらも、どこか寂しげです。

さて、ここドニゴールから、ツイードの里、ドニゴール州アーダラ(Ardara)へ向かいます。
まずはキリーベッグス(Killybegs)と言う小さな港町まで、40分ぐらいかけてバスで行き、そこからまた、バスの乗り継ぎです。一応、ドニゴールからアーダラまでの直通バスもあるのですが、極めて本数が少ないんですね(乗り継ぎも少ないんですが)。
そして、電車なんて便利な乗り物は、こんな田舎に通っておりません。

↑ここ↓がキリーベッグス。

港周辺にはシーフード・レストランが多く、僕も食事して行きたかったのですが、何分、到着したのが朝早かったため、まだ開店しておりませんでした……。
ここ、キリーベッグスで待つ事2時間以上、やっとバスがやって来ました。いざ、アーダラへ!
それで、このアーダラまでの運転手のおじさんが、とっても陽気な方でして、
「さあ~、もうすぐ良い眺めに出るぞ!」
「どうだい!ここは良い景色だろう!」
なんて言いながら、楽しげに運転しておりました(笑)。
そして、こうも聞かれました。
「どこから来たの?香港?」
そう、この地域では、日本人はおろか、アジア人自体が非常に珍しいのです。

野を越え……。

山を越え……。

また野を越えて……。
ドニゴール州は全然信号がなく、バスはノンストップで走り続けます。窓から見える景色は颯爽と流れ、そんな中に身を任せるのが心地良いのです。

道中、見かけた羊の群れ↑。アイルランドでは、こういう光景はまったく当たり前で、他の地域でも何度も見かけました。
そして、やーっと着きました!ドニゴール州アーダラです!

ちなみに、このキリーベッグスからアーダラまでの間、乗客は僕一人だけでした(笑)。ここはそれほどの田舎なのです。
僕がバスから降りると、運転手のおじさんは言いました。
「16時15分に、また戻って来るよ!」
ついにやって来たアーダラですが、ここは高地にあるせいか、夏とは言え(当時、06年6月末)、結構寒ーいです。

この↑雲のかかり具合から、この場所がいかに高地にあるか、お分かり頂けると思います。そのため、天気もコロコロ変わります。

こーんな感じで、突然雲行きが怪しくなり、土砂降りになります。
僕がトゥリオナ・デザインにあるカフェにて雨宿りをしていると、トゥリオナ・デザインのガイドさんもやって来て、スコーンをかじりながら、こう呟きました。
「すごい雨……Terrible weatherね」
でも、1時間半ぐらい経つと、また晴れたりして。
結局、僕がこのアーダラにいた5時間ぐらいで、雨は3回ほど降りました。
僕はアーダラでは、主に買い物やツイード織り見学を楽しんでいたのですが、アーダラの観光案内所に行ってみると、観光客用のサイン帳がありました。
そのサイン帳をパラパラめくってみると、日本語が一つもない。そして、記帳が始まってからは、まだ10年も経ってない様子。
僕は自分の名前をササッと日本語で書き入れると、観光案内所のスタッフさんに尋ねてみました。
「ここに書いた日本人はいる?」
「いえ、いない。あなただけよ」
やった!アーダラのサイン帳、日本人一番乗りだぜっ!
もっとも、過去にはライターの伊藤ユキ子さんも、アーダラに来た事があるそうですし(90年代前半かな?)、単にサインの記帳が、僕が初めてと言うだけでしょう。
アーダラに来る外国人は、アメリカ人、オーストラリア人、ニュージーランド人が多いそうです。前述したとおり、ここではアジア人自体がかなり珍しく、ただ歩いているだけで、子供とかにジロジロ見られます(笑)。
エディ・ドハティの店内でも、僕は別のお客様に中国人と思われまして、「日本人です」と言うと、かなり驚かれました……。
エディ・ドハティさんとの記念撮影。

やがて16時15分になりまして、僕がアーダラを後にする時間がやって来ました。
バスがやって来ると、運転しているのは、行きの時と同じおじさんです。
その運転手のおじさんは、僕を見つけるなりこう言いました。
「おお、Good Boy!」
????ボ、ボーイ………。
Good Boy………、直訳すると、「良い子」という事でしょうか。
とりあえず誉めて下さっているようなので嬉しくはあったのですが、それにしてもボーイとは…………。
この当時、僕は28歳です。そんなに子供っぽかったかしら……。

小さい町なのですが、観光客が多いため、車の数は結構ありますね。
そしてドニゴール城↓。アイルランドのお城は荘厳ながらも、どこか寂しげです。

さて、ここドニゴールから、ツイードの里、ドニゴール州アーダラ(Ardara)へ向かいます。
まずはキリーベッグス(Killybegs)と言う小さな港町まで、40分ぐらいかけてバスで行き、そこからまた、バスの乗り継ぎです。一応、ドニゴールからアーダラまでの直通バスもあるのですが、極めて本数が少ないんですね(乗り継ぎも少ないんですが)。
そして、電車なんて便利な乗り物は、こんな田舎に通っておりません。

↑ここ↓がキリーベッグス。

港周辺にはシーフード・レストランが多く、僕も食事して行きたかったのですが、何分、到着したのが朝早かったため、まだ開店しておりませんでした……。
ここ、キリーベッグスで待つ事2時間以上、やっとバスがやって来ました。いざ、アーダラへ!
それで、このアーダラまでの運転手のおじさんが、とっても陽気な方でして、
「さあ~、もうすぐ良い眺めに出るぞ!」
「どうだい!ここは良い景色だろう!」
なんて言いながら、楽しげに運転しておりました(笑)。
そして、こうも聞かれました。
「どこから来たの?香港?」
そう、この地域では、日本人はおろか、アジア人自体が非常に珍しいのです。

野を越え……。

山を越え……。

また野を越えて……。
ドニゴール州は全然信号がなく、バスはノンストップで走り続けます。窓から見える景色は颯爽と流れ、そんな中に身を任せるのが心地良いのです。

道中、見かけた羊の群れ↑。アイルランドでは、こういう光景はまったく当たり前で、他の地域でも何度も見かけました。

ちなみに、このキリーベッグスからアーダラまでの間、乗客は僕一人だけでした(笑)。ここはそれほどの田舎なのです。
僕がバスから降りると、運転手のおじさんは言いました。
「16時15分に、また戻って来るよ!」
ついにやって来たアーダラですが、ここは高地にあるせいか、夏とは言え(当時、06年6月末)、結構寒ーいです。

この↑雲のかかり具合から、この場所がいかに高地にあるか、お分かり頂けると思います。そのため、天気もコロコロ変わります。

こーんな感じで、突然雲行きが怪しくなり、土砂降りになります。
僕がトゥリオナ・デザインにあるカフェにて雨宿りをしていると、トゥリオナ・デザインのガイドさんもやって来て、スコーンをかじりながら、こう呟きました。
「すごい雨……Terrible weatherね」
でも、1時間半ぐらい経つと、また晴れたりして。
結局、僕がこのアーダラにいた5時間ぐらいで、雨は3回ほど降りました。
僕はアーダラでは、主に買い物やツイード織り見学を楽しんでいたのですが、アーダラの観光案内所に行ってみると、観光客用のサイン帳がありました。
そのサイン帳をパラパラめくってみると、日本語が一つもない。そして、記帳が始まってからは、まだ10年も経ってない様子。
僕は自分の名前をササッと日本語で書き入れると、観光案内所のスタッフさんに尋ねてみました。
「ここに書いた日本人はいる?」
「いえ、いない。あなただけよ」
やった!アーダラのサイン帳、日本人一番乗りだぜっ!
もっとも、過去にはライターの伊藤ユキ子さんも、アーダラに来た事があるそうですし(90年代前半かな?)、単にサインの記帳が、僕が初めてと言うだけでしょう。
アーダラに来る外国人は、アメリカ人、オーストラリア人、ニュージーランド人が多いそうです。前述したとおり、ここではアジア人自体がかなり珍しく、ただ歩いているだけで、子供とかにジロジロ見られます(笑)。
エディ・ドハティの店内でも、僕は別のお客様に中国人と思われまして、「日本人です」と言うと、かなり驚かれました……。

バスがやって来ると、運転しているのは、行きの時と同じおじさんです。
その運転手のおじさんは、僕を見つけるなりこう言いました。
「おお、Good Boy!」
????ボ、ボーイ………。
Good Boy………、直訳すると、「良い子」という事でしょうか。
とりあえず誉めて下さっているようなので嬉しくはあったのですが、それにしてもボーイとは…………。
- 関連記事
-
-
日本皇室御用達の注文服店・金洋服店 2012/10/28
-
「靴を巡る大冒険」を更新! 2006/03/28
-
Twitter開始とWeblogリニューアル 2013/10/06
-
本サイトにおける記事の無断転載を禁じます 2008/01/29
-
テリー・ムーアさん登場! 2006/08/27
-
修理部門名誉賞受賞、ホルスト+ジークフリート・カーラートさん 2008/02/07
-