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二枚目コメディアン

図々しいかもしれない話で恐縮ですが、芝居はもちろんの事、コントもやってみたい僕。26日は、テレビ番組、「ドリフ大爆笑」の30周年スペシャルを観ておりました。

「やっぱり面白いなあ~」と言うのは当たり前すぎる事なのですが、若き日の加藤茶さんと志村けんさんを見て思う事は、「二人ともカッコ良いなあ」と言う事です。

特に深い意味はなくて、お二人とも、普通に男前ですよね。子供の頃は、お二人がただただ面白すぎて、その事実に気が付きませんでしたが……。
志村けんさんは長髪がよく似合っているし、加藤茶さんは眉がビシッと通っているし……。

実際、お二人とも、プライヴェートでは女性によくもてるらしいですね。面白くてルックスも良いのだから、もてないわけがないのですが(笑)。

「8時だョ!全員集合」でよくやっていた、沢田研二さんと志村けんさんによる、「長髪コンビ」のコント、好きだったっけなあ。

これはとあるサイトにて読んだ話なのですが、Jリーグにやって来た外国人選手たちの間で、ぶっちぎりの人気を誇る日本人コメディアンが、志村けんさんだそうです。

また、とある番組において、日本在住の外国人女性が、志村けんさんが大好き!と語っておりました。

「アイ~ン!」

すごく面白いとの事。何となく分かる気がします。きっと、「だっふんだ!」や、「ヘンなおじさん」も大好きでしょう。

チャップリンの笑いも、人種を超えて、誰にでも分かります。と言いますか、チャップリンの場合は基本的に無声ですから、そこに言葉の壁は存在しませんね。

人種を超えて愛される、なんて素晴らしい事でしょう。芸能人なら、かくありたいものだなあと思います。

かつて、誰だったか、チャールズ・チャップリンの事をこう評しておりました。

「誰もがチャップリンになろうとしたが、チャップリンにはなれなかった。その理由に、チャップリンが他のコメディアンと違い、絶世の美男子であった事が挙げられる」

ご存知の方はご存知のとおり、チャールズ・チャップリンはあの口ヒゲをとって、真面目にしていれば、甘く、優しい色気を漂わす色男です。チャップリンも、実生活ではMMK(モテてモテて困っちゃう)だったそうですね。

「人生に必要なのは、勇気と、想像力と………、ほんの少しのお金だ」

映画「ライムライト」では、端整で気品ある紳士像も見せていたチャップリンです。バスター・キートンや榎本健一さんも、コメディアンながら美男子ですよね。アルセーヌ・ルパンのお孫さんも、普段はファンキーながら、二枚目な振る舞いを見せてくれる事もしばしばです。

いわゆる、"スター"であるならば、コントの分野でも、二枚目である事は大きく有利なのかもしれませんね。

もちろん、チャップリンも、志村けんさんも、人気の大きな理由は、言葉に頼らない笑いを見せていた事は言うまでもありませぬ。
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COMMENTS

4Comments

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坊主

志村けんさんは、今現在もニコラス ケイジみたいでかっこいいと
思います。
逆にいかりや長さんは、還暦過ぎからかっこよかったです。

チャップリンとバスターキートンの名前がでたなら、同じ三大喜劇王のハロルド ロイドも取り上げて欲しかったです。

チャップリンは、資本主義を皮肉った「モダンタイムス」
ファシズムを批判した「独裁者」それに戦争を糾弾した「殺人狂時代」どれも名作です。

「一人殺せば殺人者だが、万人殺せば英雄である」
「殺人狂時代」より

  • 2007/06/28 (Thu) 12:32
  • REPLY

山下大輔

志村けんさん、確かに今でもカッコ良いんだよね。加藤茶さんも。
チャップリンは唯一無二の天才。監督作品も名作揃いだよね。

kai

あたしも、志村けん好きぃ♪♪
何がいいって。ずっと、ドラマも出ずにコント一筋な所が好き。その根性がすき。
最近は、相方がいないのか??バラエティーに出ているケド・・・
あと、「アイーン」や「だっふんだ」のその一言で人を笑わせられる所が凄い!!!
今の芸人にそんな方がいるのだろうか・・・って思うよ。

  • 2007/06/29 (Fri) 03:55
  • REPLY

山下大輔

小難しさなんてかけらもない、分かりやすくて感覚に訴えてくるギャグは凄いよね。しかも独創的で、何度やってもウケる!本当に凄い……。
本当かどうかは知らないけれど、かつては「笑っていいとも!」の出演すら断っていたらしいね。スケール、覚悟、心構えからして違ってて、心底恐れ入ります……。