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国際靴職人技能コンクールにてゲットした物

CATEGORY靴・服飾
先日の「国際靴職人技能コンクール」ですが、会場内では靴業者さんの展示会も行われておりまして(と言うか、こちらが主)、せっかくですから、僕も何かとゲットしてきました!

まずこちら↓は、入場者はタダでもらえるポスター。


僕は部屋にポスターを貼る趣味はないのですが、タダだし、とりあえず頂いて来ました。でも、貼らないポスターって、結構置き場所に困りますよね?(笑)


そしてこちらは、出展業者さんのパンフレットやカタログ。カタログを見ると、一つのパーツでも数多くの種類があり、それぞれの用途・特長が分かって、なかなか面白いです。僕が思っていた以上に、パーツやケア用品のメイカーがあって驚きました……。
ちなみに画像には映っておりませんが、かの(靴マニアの間では)有名なレンデンバッハ社のカタログも頂きましたよー(笑)。


次にこちらはドイツの靴雑誌「SCHUHE SHOES」です。ドイツ語なので、何が書かれているのか僕にはサッパリ分かりませんが(笑)、写真見るだけでも十分に楽しめます。クロケット&ジョーンズの工場レポート記事もありまして、日本の靴雑誌とも似ております(笑)。さすがにこちらは有料です。

そして、持ち帰って来た中でも、一番楽しみにしていたのがこれ!↓


ハンドメイド・シューズについてのDVDです!きっとハンドメイドの靴製作の様子が見られるのだろうー!と、僕は期待でいっぱいでした。

しかし………
いざ開封してみると、表面のプリントが何だか安っぽい。そう言えば、パッケージのプリントもかなりシンプルですよね。

さらに裏面を見てみると、どうやらDVD-Rみたいで腰砕け。こ、これは……!

それでも内容が良ければそれでいいさ!と思ってみても、裏面を見る限り、中身もあまり入っていない様子。

「な、何だか、猛烈に悪い予感がしてきたぞ」

思わず松尾になってしまう不安がよぎる。

そして鑑賞してみて、その不安は見事に的中!

なんと、たった5分しかないでやんの!短すぎるっつーの!!!!!

これで価格は15ユーロ!金返せ!って感じですね。いやー、やられましたわ。

ただし、一つだけ収穫はありました。僕がサン・クリスピンの工房内で見かけた、手動の出し縫い機、これを実際に動かしている様子が観られたのです。これを動かすの、よっぽど力がいるんだろーなー、と以前から思っていたのですが、全然そんな事はなく、クルクルスルスルと、いとも簡単に動かしております。

実はコンクール会場内で、とある日本人職人さんから、「あれを動かすのに、そんなに力はいらない」と聞いていたのですが、いやー、まったくそのとおりでした。びっくりと同時に、そんなメカニズムを作りあげた、その技術にも感嘆するばかりです。

なお、この手動の出し縫い機ですが、日本では珍しいものの、ドイツの靴工房では結構よく使われているそうです。それだけ丁寧に仕事をしようとする姿勢、素晴らしいですね。さすがは職人の国・ドイツといったところでしょうか。
この件についても、前述の靴職人さんから教えて頂きました。どうもありがとうございました。
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COMMENTS

3Comments

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しおり

わ~!なんだかカッコイイですね~!
メンズの靴の雑誌って大好きです!
革はいいなぁ~、うん男は足元から!・・・って(笑)

  • 2007/04/08 (Sun) 20:48
  • REPLY

stehendzebra

ドイツ語なら翻訳してやるぞ、靴のことなら。

  • 2007/04/08 (Sun) 22:37
  • REPLY

山下大輔

ご返信が遅れてしまい、申し訳ありません!ちょっと忙しいもので……。

>しおりさん
メンズ靴雑誌の良さを分かるとはさすが~!
革は良いです(笑)。磨きを繰り返し、艶に深みが増してくるのは所有者のみが味わえる、ひっそりとした楽しみです(笑)。
足元からは正しいと思います!やっぱり足元がしっかりしていないと、服装がしまりません。

>stehendzebraさん
ありがとうございます!恐縮ですが、いつか、本当にお言葉に甘えるかもしれません……。何しろ相変わらず、僕は図々しいもので(笑)。

  • 2007/04/11 (Wed) 02:44
  • REPLY