「服飾資料館」を更新!ゴールウェイの洋服店とアランセーター!

しばらく音沙汰がなくてごめんなさい。20日から昨日まで、田舎の長崎に帰省しておりました~。8年ぶりです。
実家ではおばあちゃんをはじめ、親戚の皆様と再会できたのが嬉しかったです。
僕のご先祖様の写真もたくさん見て、家を支えてくれたありがたみを実感したものです。
お母さんが若い頃の写真も見ました。全然似合ってないミニスカートを履いていて、気持ち悪かったです。
「この頃はツィッギーが流行ったの!」
お母さんがそう言うので、
「お母さんはツィッギーじゃねーだろ」
と言っておきました。しかも、そのミニスカートはお母さんが自分で作ったそうです。これは強烈なギャグです。お母さんは若い頃、洋裁学校に通っていたのです。ドレメ系と話しておりました。
しかし、長崎は名所が多くて、観光するには半日では足りませぬー。また帰省した時に、ゆっくり時間をかけて観に行きたいですね!
福岡にも足を伸ばして、ショップ巡りもしました。現地に詳しい方がご案内して下さり、とっても助かりました。どうもありがとうございました。イル・コルノ・ブルにももちろん!行きました。美しい靴の数々に、フレンドリーな清角さんとの会話、すごく楽しかったです!
さて、話は変わりますが、先日お知らせした映画について。
ついに今日!大阪にて上映となりました。評判はいかがだったのでしょうか?非っ常~に気になりますね。
先日お伝えしたサイトでは、予告編がアップされております。予告編には僕も映っておりますので、ご覧になってやって下さ~い!!!
はい、そしてまた話が変わります。
ようやく!やっと!今年初のサイトの更新になります。「Shoes」ページの「服飾資料館」を更新しました!「ゴールウェイの洋服店とアランセーター」です!また、「靴談話録」では06年分のログを保存致しました。
内容としては、アイルランド西の中心都市、ゴールウェイと、アランセーター発祥の地、アラン諸島のレポートになります。僕なりに拙いながら、アランセーターについても少し書いてみました。よろしければ、ご覧になってやって下さい。
それにしても、アラン諸島は凄い所でした。特にイニシュマン島とイニシィア島の、港がない半分側が凄いです。この辺りは観光地化が進んでおらず、その荒涼たる風景は、まさにこの世の果てです。

こちら↑はイニシュマン島。

こちらは↑はイニシィア島です。
何もない草原の中、幾重も並ぶ石垣はミステリアスに見えます。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」という村上春樹の小説がありますが、その「世界の終わり」のイメージとまさしく合致する風景です。
あまりにも寂しく、あまりにも静かで、あまりにも切ない所でした。
そして何よりも、アラン諸島で印象に残った事。
僕はこの島にて、本物の「風の音」を知りました。それはまさに純粋無垢、極めてピュアな風の音です。ここで聴く風の音を知ったら、日本で聴く風の音が、いかに雑音交じりで荒っぽいものかがよく分ると思います。そして、日本で聴くよりも、ずっと聞こえる位置が近いのです。
本物の風の音は、爽やかさなどありませんでした。何もなく、行く当てのない、空気の虚しさがあるのみでした。この感覚は現地で聴かないと、絶対に分からないと思います。
そして、その繊細な響きに、きっと感動します。
なおこの音は、僕が上述した「イニシュマン島とイニシィア島の、港がない半分側」でないと聴けないと思います。
また、意味合いは異なれど、僕がもう一つアラン諸島で驚いた事。
なんとイニシュマン島の海岸にて、ヤンキースの松井秀喜Tシャツを着て遊ぶ、少年を見かけました。
巨人ファンの僕はえらく感激してしまい、思わず写真を撮らせてもらいました(笑)。

しっかりポーズをとってくれたこの少年!やるでないの(笑)!
聞くと、彼はダブリン在住で、イニシュマン島には遊びに来ただけとの事でした。
それにしても、こんな辺境の地で松井のユニフォームが見られるなんて!松井も侮れないぜっ!(笑)
おそらくイニシュマン島もイニシィア島も、どんどん観光地化が進むでしょう。僕としてはそうなる前に、また行ってみたいものです。それも、できれば厳しい真冬に。
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