
「Shoesページ」の「服飾資料館」を更新致しました。「フランクフルトの注文服店」です。僕はドイツでは、フランクフルトとヴィースバーデンしか行った事がなく、二つとも、中途半端に都会ですが(笑)、それでもビスポーク・テイラーさん、ビスポーク・シャツ・メイカーさんがそこそこあるのに驚きます……。
なお、今回ご紹介したシュテファン・ゴーナーさんのお店は、こんな↓住宅街の中にあり、本当、気をつけて歩いてないと分かりません。

また、今回は掲載しておりませんが、フランクフルトにも、ヴィースバーデンにも、注文靴店が存在します。フランクフルトでは600ユーロほどで注文可能なお店もありまして、値段が値段なだけに、ある程度、作業工程は端折っておりますが、これはこれで、存在意義があるな~と思いました。しかも、2足目からはさらに安くなったりして(笑)。
こちら↓が、その注文靴店のサンプル。

写真越しではありますが、何となく高級感は感じられないと思います。でも、パーソナル・ラストを作って、この価格なのだから良いのです。
注文靴は嗜好品ではない。そんなスピリットが秘められていますね。
そして、このような注文靴店が今なお多く存在している点に、日本との(大きな)文化の差を感じます。ドイツの方々が靴を誂えたい場合や、靴修理をお願いする場合は、地元のこう言うお店に伺うみたいですね。