先週の金曜日、25日は池袋にあるシネマ・ロサにて映画鑑賞。作品名は
「半身反義」です。
石井裕也監督作品同様、今年のロッテルダム国際映画祭上映作品でもあります。
僕がこれまで面識のある方数名が、この「半身反義」の竹藤佳世監督と関わりがございまして、それで、この作品に興味を持ったのですね。
内容の詳細は
「半身反義」公式サイトに掲載されておりますが……、山岸達児さん(「東京オリンピック」、「日本万国博」などの演出家)を取り巻く、同志たちの固い絆、熱い友情には感動致しました。
そして、山岸さんの目からは、まだ何かをしたいという意欲が強烈に感じられ、とても老人、とても病人とは思えぬ圧倒感。人とはこんなにも強いものかと、山岸さんを通じて、生命力の凄まじさを教えられました。
作品の雰囲気には重みがありますが、ラストには思わず笑みがこぼれ、心温まるシーンが用意されております……。
また、昭和の映像作家さんたちの記録映画としても、価値のある作品だと思いました。山岸さんをはじめ、やはり一時代を駆けた方々のキャラクターは興味深いです!
こちらの上映は、池袋の
シネマ・ロサにて、8月1日まで、21時からレイトショー上映されております。
終了までもうすぐで恐縮ですが、ご鑑賞をお薦め致します!