さて、07年も残すところあとわずかになりました……。
今年、海外のサッカーでは、過去にJリーグに所属していた外国人選手たちの活躍が目立ったようです。
まず2年前、ガンバ大阪にて大旋風を巻き起こしたアラウージョが、
ミナスジェライス州選手権得点王。鹿島アントラーズにて活躍した、アレックスミネイロが
パラナ州選手権得点王。グランパスとサンフレッチェにて活躍したマルセロ・ラモスが、
ペルナンブコ州選手権得点王。もうヴェテランなのに……凄いですね。
そして、元大分トリニータのドドが
リオデジャネイロ州選手権得点王、さらに
ブラジル選手権シルバーCF賞をゲット!ドドって大分ではほとんど働けずに去った選手ですけど、元々はこのくらいの実力はある選手なんですよね。Jリーグ加入以前から、しばしば名前を聞く選手でした。
でも何と言っても驚くのが、元ベガルタ仙台のチアゴ・ネーヴィスが、プラカール誌選定の
ブラジル全国選手権MVP!当然ベストイレブン。さらに、ブラジルサッカー協会からは、シルバー左MF賞も受賞したそうです。
かつて類似例として、アモローゾ、ジャウミーニャといった選手がいましたが、これに続けるかが注目です。
とは言っても、ジャウミーニャは柔らかいボールタッチに高い潜在能力が感じられたので、MVPを獲ったと聞いても、ああやっぱりなと思ったものです。
ですが、チアゴ・ネーヴィスについては、ただただびっくりですわ……。
ブラジル以外に目を向けると、元アビスパ福岡の李官雨が
Kリーグベストイレブン。この選手は順調にキャリアを重ねて言ってますね。
もっとも、李官雨はアビスパでは契約発表だけされて、結局入団はしなかった……と言う経緯だったので、元Jリーガーと呼ぶには微妙ですが(笑)。
そして、これにも驚きましたね……、やはりグランパスで活躍したヴァスティッチ!なんと
オーストリアリーグMVP!確かにJリーグでも、高さ、速さ、上手さを兼ね備えた万能型FWでしたが……とは言え、
もう38歳ですよ!しかも、今回の獲得により、オーストリアリーグMVP
歴代最多受賞となります。
これだけの英雄がJリーグにいたって、なんだか嬉しい事実ですね。
Jリーグと言えば、今年、われらが浦和レッドダイヤモンズは優勝を逃しました。レッズサポーターにとっては、逆劇的とも言える、驚愕の展開でした。でも、こういう展開って、
いかにも浦和レッズなんですよね……。
日本プロ野球に例えると、現在の巨人と、90年代の阪神を、足して2で割ったようなチームに思えるのですが、どうでしょうか?
FIFAクラブワールドカップ、浦和レッズは3位という見事な結果でした。健闘ですね。素晴らしいですね。
でもこれを、
"世界3位"だなんて報道するのは、恥ずかしすぎるのでやめましょうよ。クラブワールドカップに出場できなかった、欧州や南米のチームたちに対して、とっても失礼です。申し訳なさ過ぎます。
浦和レッドダイヤモンズは、あくまで、
クラブワールドカップ3位!これが事実!
対ACミラン戦を観ておりましたが、スコアこそ0-1なものの、ペースは終始ACミラン。ほとんど横綱相撲をされました。
僕としては、やはり小野伸二を出して欲しかったですよ。
その小野伸二ですが、ドイツのボーフムへ移籍の噂。僕としては、是非とも行って欲しいですね。彼は日本でプレイする器ではありませんから。サッカー選手としてはそろそろ円熟期の年齢ですが、本来ならさらに
2ランク上へ行ける選手のはずです。
小野~、おまえ、まだまだこんなもんじゃないはずだぞ~!
さて、気が付いたら、毎度のとおりの長文となってしまいました……。
今年も残すところ、あと7時間程度です。皆様、どうぞ良いお年を~!
山下大輔でした。